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小ネタ ネタプレイ 裏技 イタリア観光用の豆知識カタコンベ(墓所) ヴァチカン国家 石畳の道路 ヴェネツィア ミラノ ネタプレイ 裏技 ボスなどが剣で倒すのが大変なときは、ステップで避けながら投げナイフを当て続ければ簡単に倒せる。 スリやボルジアの使者なども屋根の上にいる限り警備兵の排除の対象らしく、一旦彼らを攻撃対象に決定すると、アサシンそっちのけで捕り者劇を展開します。また、スリに関してはスリの瞬間を警備兵が目撃した場合も同様です。 どうしてもスリやボルジアの使者を捕まえられない場合は投げナイフを当てても捕まえた事になるのでお試しあれ(但し悪い噂が上昇します)アサシンブレードなどで倒してしまった場合もさぐることで所持金を回収できる。 投げナイフを装備中に、走りながら攻撃ボタンを押しっぱなしにすることで空中を走ることができる。詳しい動画→http //www.nicovideo.jp/watch/sm9031676 (パッチがきて修正されています。修正パッチを当てていない状態なら使用可) 兵士(重装兵おすすめ)に毒を刺す→そこに金をしこたま撒く→ oh! money! money!→大惨事 走りながら掴むコマンドで相手に飛び掛ることができますが、自分より低い位置にいる相手に向かって掴む動作をすることで更に誘導性の高いモーションになります。 街を清掃している市民のホウキを奪って武器として使用できる。鍬・釣竿も同様。(モーションはハンマー) ヴェネツィアのパーティー会場で演奏をしている人物の楽器も武器として使える。(モーションはハンマー、効果音は剣) 敵を屋根の上から落としても、落下点にわら山があると、敵もイーグルダイブ判定になって死なない。 イーグルダイブができる場所などでわら山がさほど離れていない場合、ぶら下がった状態から手を離すと、わら山がとんでもない吸引力を発揮することがある。また、塔などの壁の出っ張りにつかまった状態からわら山に飛び込むことで、少し変わった飛び込み方になる。 歩行のほうがスプリント時より高く跳ぶことができる場所がある。(修正された模様) カウンターなどで槍や斧が敵に刺さって抜けなくなっても、死体を担げば外れて回収できる。 人を掴んで一人称視点にすれば、相手の顔をじっくり観賞できる。(そのまま攻撃も可能) 制裁ミッションを遂行し報酬が表示された後ならば、ターゲットを殺しても問題ない。 最新のチェックポイントに戻りたい場合、一般市民を3人連続で殺せばよい。秘密の場所など市民がいないような場所ならインベントリから服装を変えればいい。 傭兵を雇って敵にけしかけ、交戦中に新たな味方を雇ってけしかける、と繰り返す事で一時的に大部隊ができあがる。 ヴェネツィアで市民が漕いでいるゴンドラの上に降りると、通常は乗っ取るという形になりますが、うまくゴンドラの先端部分に乗ることで市民に操船を任せて観光もどきができます。 ゲーム開始直後のデズモンドが走り回っているロード画面で、画面手前に向かってタックルの姿勢で走ると、首がヤバい事になる。 アルタイルの姿をしているときは切除されていた薬指まで再現されている。(前作モデルの使いまわしか) 武器を持ったまま敵の背後で攻撃ボタンを押すことで暗殺とは異なる一撃死攻撃が出せるが、戦闘中でも敵の攻撃をステップで回避しつつ敵の背後を取ることで、一撃死攻撃を繰り出せる。(敵を投げ飛ばしてから背後をとっても可) 素手で非殺を貫きたい場合、カウンターで敵の武器を奪った際に、十字キーによるショートカットで素手を先行入力しておけば、奪った武器を即座に手放し攻撃に移ることができる。 ダッシュ中に一瞬だけスプリントボタンを押すことでマニュアルジャンプができるが、スティックを倒さなかった場合は垂直ジャンプになる、この垂直ジャンプを使えば、通常のスプリント(セミオートによるジャンプ)では掴まりづらい場所などに楽に掴まる事ができる場合がある。 フリーランボタン入力中にスティックを倒さないとかがんだ姿勢になり、低めの遮蔽物に隠れて敵の視界を避けることができる。 先触れに賄賂を渡し、評判を戻した後にスリをすると、渡した賄賂+αを取り返せる。評判も全く変わらないので、タダで張り紙二枚分の評判を回復することが可能。先触れは点在地点こそ多くないが、壁などに上る必要もないので見かけたら積極的にタダで評判回復しよう。 敵のHPが残りわずかになった際、タイミング良く連続攻撃をせず、一拍(実際は二拍くらい?)置いて攻撃するとコンボの終わり際でなくてもコンボキルが発動する。普通にやってもただ斬るだけでつまらないという人は試してみると良い。 ヴェネツィアなどで見かける水場。一般市民を掴んで水中に投げるとシンクロ解除のペナルティが蓄積するが、タックルで落としたり殴って突き落とすのはお咎めなし。(もちろん殴って悪い噂が高まることもある)ストレス発散にどうぞ。 イタリア観光用の豆知識 現在にも残るルネサンスの名残を紹介 カタコンベ(墓所) イタリアには各所にゲーム中にある髑髏だらけの墓所がいくつも点在している。 キリスト教の殉教者たちが眠る墓で、中には骨を使ってアートを描いたものまである。 ヴァチカン国家 意外に知られていないが、ヴァチカンは独立国家である。イタリアの市街ではない。 だがヴァチカンだけでは国家を運営できるはずもなく、イタリア政府と持ちつ持たれつの関係にある。 余談だが ヴァチカン周辺のレストランは全て観光者向けのボッタクリである。 地元の人すら利用しないので、飲食は避けよう。 石畳の道路 現在ももちろん見ることが出来るが、自動車に耐え切れず、ボロボロである。 どんどんアスファルトに塗り替えられており、 いずれはなくなるだろうと言われているが、保存運動がないわけではない。 ヴェネツィア 今もなお、水の都として栄えている。 もちろんゴンドラで観光も出来るが、冬は流石に寒い。イタリアの冬は非常に厳しい。 水上パトカー船があるのも、水の都ならでは。 「水の都」ヴェネツィアに限らず、イタリア現地の生水は絶対に口にしない事。塩素消毒された水道水や軟水に慣れた日本人が口にした場合、待っているのは一日3食正露丸と肛門での体温測定です(フランスとイタリアでは老若男女問わず、医療機関での検温は肛門で行います)。外食の際はミネラルウォーターをオーダーしましょう。 ミラノ ブランドの街として有名だが、ダヴィンチ作「最後の晩餐」を鑑賞できるのは この街だけである。 他の絵画はヴァチカンで楽しむ事が可能。 ゲーム中の作品は全て実在するので、一度本物の迫力を味わってみるのもいいかも。
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《真実》竹内多聞&アサシン ◆h8bq5JUznI 「――世界には数多の神話が存在する。 だが、それらは発祥の地を様々としながら多くの類似性を持っている。 暗闇からの天地創造。大災害による世界の破滅。そういった、ある種の普遍的イメージを。 より具体的な例を挙げるならば、ギリシャ神話のオルフェウスの冥府下りと、日本神話のイザナギ伝説……」 ミスカトニック大学。『民俗信仰と神話』の講義にて。 教壇に立つ黒のジャケットを着た日本人男性は、30代前半程度に見える。大学講師としてはやや若い。 その気難しげながらも精悍な目鼻立ちは、彼が確固たる精神の持ち主である事を感じさせた。 「――では、なぜそういった現象が起こるのか。『集合的無意識』などは有名だが……」 広い教室の座席は半分以上が埋まっている。彼の講義は人気が高い。 彼は優秀な民俗学者である一方、時としてオカルトじみた突飛な学説を提唱する学会の異端児でもあり、 参考書を読み上げるだけの退屈な講義に飽きた学生たちの、程よい刺激となっていた。 「――一部では、次のような説もある。 “我々の住む世界のどこかには、あらゆる事象を記憶した『根源』とでも言うべき概念が存在し、 人類はその『根源』から、その膨大な記憶の一端を、自己で認識しないうちに引き出しているのだ”……」 ◆ (消えたはずの村の次は、在るはずの無い街……そして『聖杯戦争』か) 講義を終えた男……竹内多聞は、自らに宛がわれた講師控室にて黙考に耽っていた。 腕時計を見る。次の担当講義までは、まだ三時間以上ある。 そして、懐から取り出した小さな物体を眺めた。それは、銀色の鍵。 持ち手には5本の直線で構成された、「生」という字を逆さにしたような、単純ながらも奇妙なデザインの紋様が刻まれている。 竹内はそれが何であるかを知っていた。 それは『マナ字架』と呼ばれる、日本のとある村に密かに伝わる民俗信仰の象徴だ。 彼はその村――『羽生蛇村』の出身であり、このミスカトニック大学が存在する街『アーカム』に“たどり着く”直前まで、『異界』と化した羽生蛇村を彷徨っていた。 竹内がこの鍵を見つけたのは、異界内の廃屋を探索していた時のことだ。 床に落ちていたそれは、この暗闇に閉ざされた血みどろの異世界には似つかわしくない、神秘的で美しい輝きを放っていた。 彼はその輝きに憑りつかれたように半ば無意識に鍵を拾い上げ、手近な閉ざされた扉の鍵穴へと差し込んだ。 ……そして、気が付いた時には聞き覚えの無い街、アーカムの住人となっており、いつしか『聖杯戦争』に巻き込まれたことを“思い出した”。 (……彼女は、無事だろうか) この街で記憶を取り戻してから、既に一週間以上が経過している。 竹内は異界に一人置いてきてしまった同行者……口やかましいが、どこか憎めない教え子の身を案じた。 彼女は逞しい。きっと大丈夫だ。彼はそう信じた。 気持ちを切り替え、再び意識を銀の鍵に……聖杯戦争に向ける。 参加者であるマスター達が使い魔たるサーヴァントと共に、最後の一組になるまで戦い合う。 そして、勝利した一組には聖杯が齎される。……『聖杯』。 これもまた、世界中の数々の伝説において名を残すアイテムだ。 『最後の晩餐』で用いられた聖遺物。 『アーサー王伝説』では、騎士が探し求める宝物としても登場する。 ……そしてこの戦いにおいては、優勝者のあらゆる願いを実現する願望機。 ――こうした神聖にして華やかなる逸話の数々に彩られた杯の、存在の『根源』とは何か? 竹内の脳裏に、ふとそんな疑問がよぎる。 根拠のない、漠然とした予感のようなものだが、彼はこの戦いの裏側に何らかの名状しがたい真「ドーモ」 「……ッ!?」 竹内の思考は、突如目の前に出現した異常存在によって中断した。 跳ねるように椅子から立ち上がり、身構える。 異形の屍人が蔓延る異界での経験が、彼の警戒心を高めていた。 ……だが彼はその存在を改めて認識すると、脱力したように椅子に座りこむ。 現れたのは敵ではない。己の使い魔だ。 「……あまり驚かせないでくれ」 「これは、シツレイ。ただアイサツをしただけなのだが。フフ」 サーヴァント……アサシンがひどく虚ろな声を返す。彼の外見は異様だった。 忍者を彷彿とさせる和装束。(実際、彼はニンジャである) ぎょろりと見開かれた血走った眼。 最も目を引くのは、襟巻のように幾重にも首に巻かれた、得体の知れない液体で満たされたガラス製の太いシリンダー。 シリンダーから伸びたチューブが両こめかみに直結され、彼の頭部に点滴めいて液体が注入されているのが分かる。 既に何度か顔を合わせているため大きなショックは無いが、それにしても 「……それにしても、不気味だ。サーヴァントとは皆“こう”なのか?」 心に浮かんだ言葉が、そのままついて出た。 「ブキミとは。サーヴァントは聖杯の加護をうけた偉大なる英霊だ。何をおそれることがある?マスター。 ……ああ、そうか。そうだ。おれは英霊の中でも特別だからな。なにしろとても大切なものを手に入れたのだ。 それは、素晴らしくもおそろしいもの……難儀な事だ……。ウフフ……」 アサシンはそれに対し怒りを見せることもなく、うわ言めいてぶつぶつと呟き、笑った。 このサーヴァントは正気を失っている。彼の発言の大部分は、竹内にとって……否、多くの人間にとって理解し難いものだ。 「……ところで、何か思案をしていたようだが。マスター」 「……ああ。この戦い、聖杯戦争について考えていた」 「ほう。それは、それは」 しかしながら、この精神をゆがめた使い魔が自分に従順であることは、竹内にとっては幸運だった。 「――やはり、ただの願望を賭けた殺し合いとは思えない。……私はこの戦いの真実に迫りたい」 それは、学者としての探究心か。 あるいは、『消えた村』羽生蛇村での異変と、この『存在しない街』アーカムでの戦いに、デジャヴめいたものを感じたからか。 いずれにせよ、彼はこの戦いの『根源』に近付くことに決めた。 「そのためには、君の協力も必要になるだろうが……」 「“真実に迫る”。フフ、なんと荘厳ながらも虚しきコトダマ。 真実は何処にでも在るのだ。マスター。此処にもあるぞ。あなたには見えていないのか」 アサシンの言葉は支離滅裂で、本能的な不安感を喚起させる。 まともに取り合えば、こちらの精神が呑まれてしまいそうだった。 「……まあ、よい。あなたの意思に従おう、真実の探索者たるマスターよ。探索者を導くのも銀鍵の守護者の使命ゆえに。 探索の果てに、きっとあなたにも真実が見えることだろう。おれが手に入れたように……真実が……ウフフ……」 アサシンはマスターの行動指針を彼なりに了承したようで、そのまま不気味な笑い声を残して霊体化した。 ◇ 竹内は深く息をつく。 そこには、あの壊れた使い魔が自分の考えに理解を示した安堵。 そして、これから彼と長く付き合っていかなればならないことへの気の重さが込められていた。 (“真実が見えていないのか”……か。そうだ、私にはまだ何も見えていない) アサシンの言葉を反芻する。 彼は異界と化した羽生蛇村にて、その異変の真相に近づく間もなくこのアーカムへと導かれてしまった。 (……この戦いの中で、探し出さなくてはならない) それにしても、疲れた。竹内は伸びをする。 アサシンと話していたのはほんの数分程だったが、心身共に相当な疲労感がある。……まるで、数時間は話し込んだような……。 腕時計を見る。……針は、次の講義まであと5分のところを指していた。 顔を上げ、壁にかかった時計を見た。同じ時間を指している。故障ではない。 「どうなっている……」 自分の感覚がおかしくなったのか? ……或いは、アサシンの不可思議な力によるものか? 考えている時間はない。 竹内は手早く講義の準備を済ませると、急ぎ足で控室を出て行った。 人が消え静まり返った部屋に、アサシンが姿を現す。 「このようにすれば、あなたに真実を見せるのはとても簡単なのだ。 しかし、やりすぎるとあなたの心臓にスリケンが刺さって死んでしまう。 そうなればおれも死ぬ。真実も消えてしまう。だからできないのだ。実に悩ましいことだ。ははは」 アサシンが消える。 部屋は再び静寂に包まれる。 ◆ 【クラス】 アサシン 【真名】 メンタリスト@ニンジャスレイヤー 【属性】 混沌・悪 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷C 魔力C 幸運B 宝具B++ 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てばサーヴァントでも発見することは難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 精神汚染:A+ 精神が錯乱している。精神干渉をほぼ完全にシャットアウトする。 また、彼の言動を受け止め、理解しようとすれば、同様に精神を汚染される可能性がある。 超自然空間に住まう怪物に襲われ、彼の自我は破壊された。 マスターには従順だが、「真実を手に入れた」などと嘯く彼の言葉の意味を知る者は誰もいない。 情報抹消(偽):C 自身のユニーク・ジツの能力による疑似的な情報抹消スキル。 ゲン・ジツの支配下にある相手からの離脱に成功した場合、相手の記憶からはアサシンの真名、外見、能力の詳細などの、戦闘中に認識したアサシンに関する情報が消失する。 相手の時間感覚は狂い、「何者かと戦っていた」という漠然とした記憶だけが残る。 話術:D+ 言葉によって人の心を惑わす技術。 宝具『幻実』『真実』使用時に有利な判定を得られる。 また、高ランクの精神汚染スキルとの併用によって、言動の一つ一つに僅かな精神ダメージを付加することができる。 精神耐性及び精神汚染スキルによって効果の軽減、無効化が可能。 【宝具】 『無銘』(グレーター・ダマシ・ソウル) ランク:D+ 種別:対人宝具(自身) レンジ:- 最大捕捉:- メンタリストに憑依するいにしえの半神的カラテ戦士、『ニンジャ』の魂である『ニンジャソウル』。 彼のニンジャとしての超人的な身体能力とカラテ、ユニーク・ジツ(特殊能力)はこの宝具に依るもの。 ダマシ・ニンジャクランに所属する、個としての名を持たないグレーター(中位)ソウルであるが、そのジツの力は強大である。 また、メンタリストを『ニンジャである』と認識した者に対し、正気度減少判定を発生させる。 ニンジャなど存在しない。しかし実際に目の前に存在する。その認識的矛盾が、ニンジャ・リアリティ・ショックを引き起こす。 『幻実』(ゲン・ジツ) ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:20 メンタリストのユニーク・ジツ。 自身の周囲に不可視の力場を発生させ、範囲内の標的の精神を支配。認識を書き換え、狂わせる能力。 このジツに取り込まれた者は、自在に姿を消しては出現するメンタリストを捉える事ができず、全身に不可思議なイマジナリースリケンを“埋め込まれる”ことになる。 力場発生の前兆現象として、現実と明らかに矛盾する、しかし虚実の判別が曖昧な幻覚オブジェクト(光るタケノコなど)が周囲に出現する。 故に標的がそのオブジェクトを『異常』と認識することで力場発生がキャンセルされてしまう、という弱点がある。 また、「即座にオブジェクトを認識、破壊し、間髪入れず術者自身にも激しい攻撃を仕掛け畳みかける」という隠された攻略法も存在する。 しかし初見で看破するのは困難な上に、オブジェクトの物量、メンタリスト自身の話術とカラテの高さがそれらを補っている。 精神に作用する特性を持ちながら、物理的にも強い影響力を持つため、精神耐性系のスキルではこの宝具を完全に防ぐことはできない。 対抗にはむしろ直感と格闘能力……即ちカラテが重要となる。 『真実』(ゲン・ジツ) ランク:B++ 種別:対人宝具 レンジ:1?~20? 最大捕捉:20? メンタリストが自我の喪失後に習得した、強化されたユニーク・ジツ。 力場によって範囲内の標的の精神を支配する、という部分は『幻実』と全く同様だが、力場発生に伴う幻が大きく変質している。 もはや名状し難いほどに“非現実的”でありながら、どこまでも“現実的”な幻覚を引き起こし、相手を侵蝕する。 その特異性ゆえに魔力消費は大きい。 【weapon】 イマジナリースリケン メンタリストが用いる投擲武器。不可思議な虹色の光彩を持つ。 ゲン・ジツの影響下にある力場において、彼はこれを標的の体内に“生やす”或いは“埋め込む”ように出現させることができる。 即座にオブジェクトを破壊されるとスリケンも消失し、ダメージは半減する。 ステルス装束 ステルス機構を搭載したニンジャ装束。 【サーヴァントとしての願い】 聖杯を手にすることがあれば、自分の見た真実を全てのものに伝播させる。 【方針】 マスターを真実に導く。 【人物背景】 メンタリストはザイバツ・シャドーギルドの恐るべき執行者ニンジャだったが、戦いの中で真実に辿り着く。 しかし彼は無惨にも爆発四散し、彼が得た真実は永遠に失われた。 【マスター】 竹内多聞@SIREN 【マスターとしての願い】 聖杯戦争の真実を探る。 聖杯を手にすることがあれば、『異界』に取り込まれた者たちを救出する。 【能力・技能】 民俗学者としての知識、洞察力。また、高い霊感を持つ。 赤い水 異界に流れる『赤い水』を取り込み、その体は不死の存在『屍人(しびと)』に近付いている。 本来ならば異界にて赤い水を体に入れた者は二度と現世へは帰れず、いつか屍人となる運命だが、神秘の遺物である“鍵”によって例外的に脱出を果たした。 異界からの隔絶、加えて取り込んだ赤い水がまだ少量であったことから、アーカム移動後現在、彼の屍人化の進行は極浅い段階でほぼ停滞している。 故にその不死性も完全ではなく、常人より少し高い生命力と再生力を持つのみ。死亡しても屍人として蘇生することはない。 幻視 「視界ジャック」とも呼ばれる、赤い水を取り込んだ者が得る超能力。 自身の半径約数十メートルに存在する者の視覚と聴覚を覗き見ることが出来る。 サーヴァントに対しても効果を発揮するが、精神耐性系スキルにて遮断が可能。 【weapon】 38口径短銃 竹内が異界へと持ち込んでいたリボルバー拳銃。弾薬は十数発。 【人物背景】 竹内 多聞(たけうち たもん)。 城聖大学に勤務する民俗学講師。34歳。 羽生蛇(はにゅうだ)村の出身で、27年前に村で起こった土砂災害で両親を亡くしている。 その後、(無理やり付いてきた)助手の安野依子と共に調査のため27年振りに村を訪れた折、異変に巻き込まれる。 参戦時期は「初日:02時~12時」のどこか。 【方針】 ともかく、この戦いに関する情報を集めたい。 BACK NEXT Assassin02 《怒り》マスク&アサシン 投下順 Berserker01 《生物学》Dr.ネクロ&バーサーカー Assassin02 《怒り》マスク&アサシン 時系列順 Berserker01 《生物学》Dr.ネクロ&バーサーカー BACK 登場キャラ NEXT 竹内多聞&アサシン(メンタリスト) OP 運命の呼び声~Call of Fate~
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秘法速が便利だと思うんですが - 赤黒 2011-07-26 23 17 45 仕事人と隠密 お勧めスキル逆だろ・・・ - 名無しさん 2011-08-30 11 05 22 直った - 名無しさん 2011-09-02 12 40 13 隠密の血の刀から始まるスキルは狩中心なら取っていったほうがいいと思う - 名無しさん 2011-08-31 17 46 52 発射時間掛かるから手数あんまり増えない気がするんだけど、通常攻撃よりは強い? - 名無しさん 2011-09-02 23 48 22 流影斬はソロ狩りには使えない 消えた途端mobが元の位置に戻って体力全快してしまう - 名無しさん 2011-09-04 16 59 03 そうでもない、動きまわる敵(ボス等)の場合、体力は減ったままになる。 - 名無しさん 2011-09-04 21 30 43 アサの2回攻撃は(物理攻撃力÷2)×2と聞いたのだけど、もしかして血の刀って割と良スキルだったりするのか - 名無しさん 2011-09-04 22 49 16
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「つまんねえな、もう壊れちまったのかよ」 暗がりの部屋。 褐色の肌と日本人離れした銀髪を持った偉丈夫が、舌打ち混じりにそう吐き捨てた。 そのすぐ後にベッドから床に投げ出されたのは、一糸纏わぬ状態に剥かれ、体の随所に陵辱の痕跡を残した若く美しい女だった。 その瞳に、もう意思の光はない。 性行為と呼ぶには暴力的すぎる陵辱の中で、彼女が二十年余りかけて築いてきた自尊心やプライドといったものは完膚なきまでに打ち砕かれていた。 あるのはただ、絶望だけ。 どうして自分がこんな目に遭わなければならないのかという、深いこの世への恨みの感情。 そして、女の無念が何か奇跡を生むでもなく――ぐぎ、と嫌な音が鳴った。 彼女を散々好き勝手に犯した後、ゴミのように放り捨てた見てくれだけは整った男。 彼がその素足を振り下ろし、心の壊れた女の頚椎を文字通り踏み潰したのだ。 彼は女で遊ぶことは好きだったが、玩具に逆らわれることと、壊れた玩具は嫌いであった。 行為の最中に滲んだ汗を軽くタオルで拭ってから軽装に身を包み、死骸を放置して部屋を出る。 時刻は丁度、午前零時を回った辺りを示していた。 彼が滞在しているのは、彼の父親が所有する超の付く高級マンションの最上階だ。 数年振りにこの日本へと戻ってきた"設定の"彼は、その父に無理を言って、最上階のフロア全てを貸し切り状態にして占領している。 表向きには少々闇社会絡みの厄介事に首を突っ込むからと説明しておいたが、実際の理由は最早言うまでもないだろう。 これは、彼――シュラが聖杯戦争に腰を据えて臨む為の拠点だ。 この男も求めているのだ、聖杯を。人を人とも思わないその腐った魂で、黄金の杯に宿るという奇跡の力を思うがままにせんとしている。 「正直な話、ただ帝国に帰れるってだけでもありがてえんだがな」 シュラは本来、死んだ筈の人間である。 とある帝国の大臣の一人息子として生まれた彼は、その権力を悪用して非道の限りを尽くした。 一度は帝国を出奔したものの、その後旅先でスカウトした手駒を連れて舞い戻り、組織したのは悪名高き秘密警察・ワイルドハント。 彼らは大臣オネストの名を盾に私刑にも等しい大量殺戮と欲に飽かした陵辱、蹂躙を繰り返し、あらゆる国民から強い憎悪の情を買った。 そうして動き出したのは、帝国に仇成す暗殺組織ナイトレイド―― シュラは首尾よくそのメンバーを捕獲することに成功したが、それが彼の絶頂の終焉だった。 捕らえた暗殺者に激しい拷問を加える中で気が昂ぶったシュラは暗殺者の人知れず構じていた一手に気付かず、その首を折られ呆気なく殺害された。 ……次に目覚めた時、彼は聖杯戦争の舞台である、冬木市の中に居た。 最初は、世界を渡り歩いて多くの知識を得た彼ですらも当惑を余儀なくされた。 世界でも有数の先進国であった筈の帝国を遥かに上回る発展した文明。 テレビやエアコン等、彼の世界では考えられない程の便利な道具の数々。 そして、自分がこの街に迷い込んだ――もとい、招かれたその理由。 全てを理解した時、シュラは笑ってみせた。 何だよ、ビビらせんじゃねえ、と。 あの糸使いに嵌められた時は本当に終わったと思ったが、蓋を開けてみればこの通り。 地獄に落ちるどころか、新たに巨大な力を手に入れるチャンスが舞い込んできた。 無論、これに乗らない手はない。 ただ帝国に帰るだけでは、あまりに負け犬じみている。 「折角の楽しいゲームなんだ、思いっきり楽しませて貰うぜ。 どれだけ好き勝手やったところで、最後に笑うのは俺達以外に有り得ねえんだからよ」 そしてシュラには、聖杯を確実に手に入れられるという自信があった。 その自信を後押しするのは、言わずもがなサーヴァントの存在である。 シュラの召喚したサーヴァントのクラスは、彼らしいと言うべきか、アサシンだ。 聖杯戦争のセオリーから考えれば、アサシンのサーヴァントは三騎士……セイバー、アーチャー、ランサーに比べて戦力としていささか劣る。 しかしシュラのアサシンは、別格だった。 怪物――と、いってもいい。少なくともシュラはそう思っている。 あれは英雄などでは断じてないし、人類の害にしかならない。そんな存在だ。 だが……だからこそシュラにとっては好ましい相手である。 或いは、シュラはもう既に、その男の不思議な魅力の虜になっているのかもしれなかった。 「―――また遊んでいたようだな、シュラ」 貸し切っている最上階の中でも、最も豪奢で上等な部屋。 カーテンを閉め切り、電気の代わりに蝋燭の光だけが揺らめいている其処は、どこか幻想的な雰囲気すら漂う空間であった。 その扉を開けて足を踏み入れると、アサシンの声がする。 彼は日光を浴びることが出来ない。従って昼間でもこの部屋は常にカーテンを閉め切っている。 日の光を浴びられない。そう聞けば、子供でもとある種族の名前を思い浮かべることだろう。 シュラの住んでいた世界にも、腐るほどその種族を描いた物語が存在していた。 アサシンは、"それ"だ。 人ならざる不老不死の肉体を手に入れ、肉の代わりに血を啜る。 昼に嫌われ、夜に愛された超越生命体。 即ち―――『吸血鬼』。 「この日本って国は住み心地はいいけどよ、女はダメだ。 帝国の女も大概だったが、あんまりにも脆すぎる。 ちょっと殴って腰振ったらすぐぶっ壊れちまうんだもんよ、面白みがねえっての」 「フ……わたしも数多くの悪人を見てきたが、君の『道楽』はその中でも有数だな。 その君が聖杯を手に入れたならどうなるか、考えただけでも恐ろしいよ……」 「……よく言うぜ。その言葉、そっくりそのまま返してやるよ―――DIO」 DIO。 ディオ。 人間だった頃に遡れば、ディオ・ブランドー。 それが、暗殺者を騙る吸血鬼の真名だ。 DIOの性質は、改めて語るまでもなく"悪"。 それも絶対的で、疑いようもないほどにどす黒い。 シュラはかつて、欲に塗れた自分の父親オネストに「悪党としてはまだ敵わない」と感じた。 オネストも相当な大悪党だったが、このDIOという男に比べれば遥かに劣った小物でしかない。 それほどまでに、DIOは恐ろしい存在だった。悪逆を尽くし、死すら一度は経験したシュラですらも、この男だけは敵に回したくないとそう思う。 「君はやや欲望に忠実すぎるきらいがあるが、それでも優秀な男だ。 もしもマスターが価値のない無能だったならさっさと鞍替えするか、わたしの力で洗脳してやろうかと思っていたが……それには及ばないようで安心したよ」 「そりゃどうも」 そしてシュラは、DIOが最強たる所以を知っている。 正しくは彼の宝具……その効果はまさに、驚愕すべきものだった。 DIOは、彼だけの『世界』を持っている。 その『世界』には何人たりとも踏み入ることは出来ず、また、認識することさえ許されない。 DIOが世界を握っている限り、彼は最強のサーヴァントだ。彼ならば、聖杯を手に入れられる。 (さぁて――精々、楽しませてもらおうじゃねえか……!) 悪と悪。彼ら邪悪が聖杯を握った時、きっと人は地獄を見る。 【クラス】 アサシン 【真名】 DIO@ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース 【パラメーター】 筋力A 耐久C 敏捷C 魔力A 幸運C 宝具A 【属性】 混沌・悪 【クラススキル】 気配遮断:B サーヴァントとしての気配を絶つ。 完全に気配を絶てば発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 吸血鬼:B 石仮面の力によって永遠の寿命と強靭な肉体を手に入れた異形生命体。 紫外線と波紋エネルギーを弱点とするが、それ以外の方法で撃破するには相当の痛手を与える必要がある。 アサシンは生まれながらの吸血鬼というわけではなく、後天的に道具の力でそうなった存在であるためランクが下がりBランクとなっている。 カリスマ:C++ 軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、小国の王としてはCランクで十分と言える。 しかし彼のカリスマは悪人、心に隙のある人間にのみ作用し、善人には高確率で嫌悪感を与えるのが特徴。 また極稀に非常に強い忠誠心を芽生えさせる者が現れることもあり、相手によってその効果は大きく変わる。 吸血:B 吸血行為。対象のHPダウンと自己のHP回復。 肉の芽:A 吸血鬼であるアサシンの細胞を額に植え付けることで、相手に洗脳を施すことが出来る。肉の芽を植え付けられた人物はアサシンに強い忠誠心を抱くようになり、これを摘出するにはスピードと精密さが必要となる。 魔術による洗脳ではなく、あくまでも肉体活動の一環としての洗脳であるため、対魔力のスキルでは無効化出来ない。肉の芽の解除には強い意思力こそが重要であり、要は強い意思さえあれば強引に解除できる。 また、狂化スキルを持つバーサーカーのサーヴァントには無条件で無効化されてしまう。 【宝具】 『世界(ザ・ワールド)』 ランク:A+ 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人 サーヴァントとそれを従えるマスター以外には視認できない、スタンドと呼ばれる像を呼び出す。 スタンド(傍に立つ者)の名の通りアサシンの至近距離に出現し、射程距離の範疇で自由に行動させることが可能。 非常に優れた行動速度と好燃費を誇り、更にその真骨頂は『時を止める』という能力。 魔力の消費と引き換えに世界の時間を停止させ、アサシンだけが止まった世界を認識、その中で行動することが出来る。『世界』のステータスは全てアサシンより一ランク高い数値となる。 非常に使い勝手がよく、対処法を持たない相手ならば理解することさえ許さずに抹殺出来る強力な宝具だが、スタンドがダメージを負った場合、それは全てアサシンの体にフィードバックされてしまう。 『鮮血の継承(ファントム・ブラッド)』 ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:1 最大補足:1人 ただのちっぽけな人間だったディオ・ブランドーを不死の吸血鬼へと変貌させるに至ったきっかけの石仮面。 既に吸血鬼であるアサシンには何の意味もない宝具だが、これを他者に使用した場合、被せられた相手は石仮面の骨針に貫かれて人間をやめ、吸血鬼に進化を遂げる。 吸血鬼と化した者は人間であれサーヴァントであれ筋力・耐久・敏捷のステータスが上昇し、更に再生能力と強い生命力、吸血のスキルを獲得、日光と波紋エネルギーを受けると灰化するという弱点も共有される。 【weapon】 ナイフを使用するが、基本的には自らのスタンド能力。 【人物背景】 百年に渡る因縁の始まりであり、一つの世界が事実上の終わりを迎えるまで奇妙な物語をもたらし続けた悪鬼。 その最期は仇敵の子孫を激怒させた挙句、完全敗北を遂げて死亡するという無様なものだった。 【サーヴァントとしての願い】 現世へと復活し、空条承太郎を筆頭としたジョースターの血筋に復讐する 【マスター】 シュラ@アカメが斬る! 【マスターとしての願い】 聖杯戦争を楽しむ。聖杯の使い道は手に入れてから考えたい。 【weapon】 帝具は所持していないのでなし。 【能力】 常人よりはかなり高い腕っ節を持つ。 【人物背景】 帝国大臣オネストの息子で、その立場を利用し暴虐の限りを尽くす外道。 親を失った妻子を嬲り殺すなど人を人とも思わず、倫理観というものが完全に破綻している。 【方針】 楽しむ。
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東京都豊島区池袋、池袋駅の周辺。 副都心のひとつに数えられるこの地区は常に人でごった返している。 平日でも休日でも。昼といわず夜といわず。朝も昼も夜も関係なく。 道を埋めつくすほど溢れかえる人、人、人の群れ。 遊びに行くため。仕事を務めるため。 そこを目的地にしている者。ただ通り過ぎていく者。 職業も理由も様々な人がこの一地区に集まって、擦れ違っては消えて行く。 誰も隣り合う他人に関心などない。生半可な奇抜さや個性では人の波は止められない。 大多数の変わり映えのない普通の人同様に、その少女もまた、孤立することなく流れの一部に溶け込んでいた。 少女は、普通の人だった。 変哲のない学校に通う高校生であり、級友とも仲が良いありふれた関係。 整った顔立ちで同年代よりも幾分大人びた雰囲気を持ち、思わず異性が見惚れる艶めかしさを見せることがあるが、 それも人並み外れたというわけでもない、普通の範疇に入る美貌の少女だった。 未成年ながらステージに立ち、煌びやかな衣装を身に纏い、歌と踊りで観衆を魅了する、 テレビで顔を見せる機会も少なくない人気を博するようになった、アイドルという職業であっても、 正しい社会の一部として受け入れられてる、普通のアイドルだった。 手品などではない本物の魔術を身に着けてるわけでもなく。 公にできない裏の顔を隠してるわけでもなく。 現実を覆したいと狂おしいほどに叫ぶ渇望を抱えているわけでもない。 速水奏という人間は、いたって普通の少女であるのだ。 ―――たとえこの東京に呼び出された、サーヴァントを召喚したマスターという立場だとしても。 ◇ ◆ ◇ 「――――――はぁ」 自宅に帰り、自分の部屋の椅子に座ったところで深い息をする。 胸の奥に溜まった澱を吐き出すような、深い息。 ただ歩いただけだ。いつも通りの道を。 外に出て、学校に行って、帰って来ただけ。 途中池袋に寄り道をしたが、それだって日課になるほど行き慣れた場所だ。緊張する理由もないはずだ。 「――――――」 そうだ。緊張ではない。これは緊張していたのではない。 誰かが襲ってくるかもしれないと、知らず神経が張り詰めるほど日常に恐怖を抱いていたということ。 学生なら一度くらいは妄想したこともあるかもしれない笑い事。ただ今回はまったく笑えない。 隠しようのない事実として。いずれ起こるだろう未来として。 想像してしまえば笑えるはずもない。恐怖が拭えるはずもない。 独りきりでいる部屋は監獄に入っている気分にさせる。 一番安全と思っていた場所が浸食される。心の依り所を失うのは恐ろしい。 「ねえ。いつまで隠れているの?」 だから、声をかける。 「二人きりでいる時くらいは顔を見せてって、そう言ったでしょ?」 奏しかいない部屋で。何もない虚空に向けて、喋る。 これが安心を求めて空想に同居人を生み出したのならば、哀れと受け取れるだろう。 しかしそうはならない。自己の意思でなくとも奏はマスターであり、そこには必ず付き従う者がいる。 その声に応えるように。 すう、と。 影が映った。 細く長いポールを映したような人影。 しかしこの部屋には影と同じ形をした実像はない。 人から切り取られた影だけが、物質的な重さを持って生まれたと錯覚させる。 そう錯覚。その英霊の性質。存在の在り方が影そのものであるために起きた錯覚。 現れた実体は確かに肉のある人の姿だ。外面は、人の姿をしている。 それは、年若い娘の姿をしていた――― 瑞々しく、しなやかな女の体だった。 年の頃は十代の後半か。目の前にいる奏とそう変わるまい。 褐色の肌にぴったりと張り付いた黒衣は均整の取れたプロポーションをありありと見せており、意図的なまでに女らしさに満ちていた。 異性ならずとも目を引かれるであろう肢体。事実女性の奏の体はその女を見るたび潤とした熱を感じていた。 アイドルとしての視点で見ても十分なまでに魅力がある。自分のプロデューサーが見たら即座に名刺を渡しスカウトするだろうな、と、別のところで感想を抱いた。 しかし一点、女には特異な部分があった。 それが女の雰囲気を損ねないのもまたひとつの奇妙だが、やはり目に留まるには違いない。 髑髏の、面だ。 女の貌の目元から鼻、人を最も印象付けるパーツのある箇所に、髑髏の上顎を模した仮面が貼り付いていた。 個人の特徴―――パーソナリティをごっそりと抉られたが如き、玲瓏の能面だった。 「それも、外して……ね」 奏は指示する。 女は従い、面に手をかけ、外した。 露わになった貌は、変哲のない人の表情(もの)だった。 あどけなく、整った少女のもの。可愛らしく、綺麗だがやはりそれだけで。 隠すような、後ろめたさのあるような背景があるとは、感じさせなくて。 「うん、やっぱり」 微笑む。 朝学校に行ってからぶりの笑顔だった。 やっと元の居心地のよさを取り戻した部屋で、安心した声で、 「そっちの方が似合ってるわね、アサシン―――」 女の名を呼んだ。 暗殺者を意味する言葉を、長年の友人として語るように。 ◇ ◆ ◇ アサシンの英霊、ハサン・サッバーハ。その十八ある代表のうちの一。 かつての"静謐のハサン"と仇名された私は、自分のマスターをじっと見る。 美しい少女だ、と思う。 整った顔立ち、清澄な空気を纏わせる肢体。甘さのある声色。 無論生前自分が仕えてきた、あるいは暗殺のため潜入した王朝に控えし王妃なり侍女には彼女を超える美貌の持ち主はごまんといる。 数多の英霊の中には、ただ"美"であるというだけで魔術にも等しい神秘をもたらす者もいると聞く。 それに比べれば彼女は実に平凡、ごくごくありふれた偶像。頭に"それなり"がつく程度でしかない。 「……うん、そうね」 それでも、だ。 私はやはり少女を美しいと思う。 それは顔や声、身振りからの判断ではなく、 「やっぱりしっくりこないわね、アサシンって名前は。単に私が言い慣れてないだけだけど」 自分を恐れずにいてくれる、その在り方に、だろうか。 「何か、別の呼び方はないのかしらね。真名……っていうのは駄目なんだっけ?」 「はい」 「そっか……じゃあ、ん……中東風?なんてのは私には分からないし……」 ……ほんとうに、恐れていないはずはない。 事実召喚されてはじめて見えた際の少女の様子は、突然の事態への驚愕と、得たいの知れぬ―――魔術師ならぬ身ですら漠然とだが肌に障る感覚――― への恐怖の感情が出ていたのが明白だった。 聖杯戦争の概要を伝え、純然たる殺し合いという法則(ルール)を教えた時。 彼女が"自分に触れる"という危険を冒さないように―――己の宝具の能力を教えた時。 隠す余裕すらもない、嫌悪と吐き気を催した表情に怜悧な顔を歪めたのを知っている。 それでも。 「ジール、とでも申してください」 「ジール?」 「影、という意味です」 「そう……ええ、合ってると思うわ。貴女らしいと思う。 あ、悪く言ってるわけじゃないのよ?影がある女、って意味でね。素敵な響きと思わない?」 こうして微笑んでくれる。 私と、私の背景にある戦いへの恐れを押し殺して、こうして語りかけてくれる。 嗚呼。なんという健気さ。なんといういじらしさ。 我が腕は子を抱くことも産むことも生涯叶わぬ身。だからこそ私は子女は慈しむ。 その子女が私に向けて配慮を示してくれる。薄い、ささやかな慈しみを向けてくれる。 自分を裏では疎み恐れ、表ではへりくだった笑みを浮かべる輩は生前幾らでもいた。元よりそうした者以外の記憶はほぼない。 彼女はその逆。心に拭えない暗い思いを秘めながら、一個の人、話し合える関係だと認め、歩み寄ってくれる。 あの時。 私の意思を有し彼女の前に現界を果たした時、"殺してしまわなくて"よかったと心から思う。 もし、召喚者が男であれば一見してこの毒(み)に魅了されてこの身(どく)を求めていただろう。 もし、召喚者が一角の魔術師であれば、私は期待を抱いてしまっただろう。 或いはと、この方ならば我が身に触れても死さぬ運命の光であると、手前勝手に信じてしまい。 凶悪な毒の息(ポイズンブレス)と化した口付け(キス)を交わしてしまっていただろう。 女であるがゆえに、魔術師ではないがゆえに。 "この方ではない"と、早々に勘付くことが出来た。 サーヴァントが現世に留まるための寄る辺、要石であるマスターを自らの手で殺めることにならなかった。 これこそ今回の聖杯の導きの成せるわざであろうか。 魔力を持たぬ、サーヴァントへの支援を行えない貧弱な命があるじであるがゆえ、私は今もここにいられている。 不運としか言えないはずの巡り合わせは流転して、望ましい結果を生んでいた。 「それでジール、どうだった?もう……始まってるの?」 鈴を鳴らすのに似た音。 微かに震えた声であるじは問う。 暗殺者である私は直接での戦闘ははっきり言って苦手の分野だが、こと敏捷、身のこなしにかけては三騎士にも比肩する。 加えてサーヴァントクラスごと与えられるスキル・気配遮断の能力と併用すれば、諜報と斥候の分野においては最も向いた成果を挙げられる。 この二日間、東京中を駆け回って敵勢力の状況の次第を発見観察してきた。 東京という街は広く、人口の密度も非常に高いため捜索には難儀した。時には実体化し変化の能力で姿を変え裏事情に詳しそうな――― 即ちは裏家業に属する人間達から情報を得た事もあった。 特にサーヴァント同士の戦闘という目立つ波長には、他のアサシンの存在を念頭に入れつつも積極的に諜報にいそしんできた。 その旨はマスターにも伝えてある。最低限の自衛行動として承諾をもらった。 「本格的な開始は今しばらくの時を置くかと。ですが幾ばくかでの戦闘の形跡は確かに。 公にされている、無辜の人々を連続して殺めた事件……あれもその被害の一端と思われます」 「……死んだ人は?」 「いません。私が確認する限りにおいては」 嘘だ。何の抵抗もなくするりと吐いた。 騙し、誘い、殺すことを生業とする私にとって嘘は常に共にある。この貌も、言葉も、仕草も、全ては偽りでしかない。 私が隠したのは戦果だ。敵を減らし、命を奪ったという戦果。 魔術師であるマスターを一人、他のサーヴァントとの戦闘中に仕留められたのは僥倖だった。 身を隠して安全を確保しながら戦闘を眺めていた男に近づき姿を見せ、精神防御を抜いたのを確信し、朦朧とこちらに伸ばしてくる手を取って舌を入れる。 英霊を正常に運用させている魔術師だけあって、そこそこに魔力を貯蔵することができた。 異変に気付いたサーヴァントも隙を突かれ敵に討ち取られた。成果としては上々だろう。 やはり魔力を持たぬマスターでは我が身の霊体の霧散の抑制・維持には些かの負担がかかる。それ以外での補給方法は必須だ。 あるじ同様の一般人とはいえ、数を揃えて魂を喰らえば幾らかの足しにはなる。 一般人の大量虐殺という愚を犯したサーヴァント、恐らくはバーサーカーだろうか。その狂乱に乗じて自分の存在を隠蔽するのも容易かろう。 ……もっとも、今はその方法は実行していない。 我があるじは極めて善良なひとであり、私が無辜の人の命を奪っていると知ればひどく嘆き悲しむと理解してるからだ。 魔力の問題についてはやはり隠した方がいいだろう。一応は説明したが、魔術についての知識がなければ要領を得ない、ぼかした程度にして煙に巻いてある。 暫くは予選期間で軽率に動いたマスターや、本戦からあぶれた魔術師に狙いを定めることにしよう。効率の点でもそちらがいい。 「……あるじは今まで通り、普段通りに生活するのが宜しいでしょう」 椅子に座るあるじを見下ろす位置で私は立ち尽くしている。 迂闊に家具に触れて毒を残留させてしまわないように。 「迂闊な動きをすればマスターであると気取られ、サーヴァントを向かわせられてしまいます」 あるじとの間には人ひとりが手を広げて入り込めるだけの距離を開けている。 ふと感情を抑えきれず、隣り合う細き指に手をかけてしまわぬように。 「我が身は暗殺者。英雄と直接顔を見え武を競う覇者にはあらず。それは下策であり、不得手であるが故」 決して風上には立たない。 万が一にも窓が開いて、己の体臭が風に乗って届かないように。 「それで、いいの?」 「いいのです」 私は考えた。 おこがましいこととはいえ、仮にも教団の長として籍を置いていた経験を駆使して。 あるじを傷つかせず、私は勝利に手を伸ばすための策を。 私―――ハサン・サッバーハは暗殺者。 あるじ―――速水奏はただのアイドル。 単純な駒として見れば弱卒この上ない組み合わせ。 ゆえに単純には見ない。盤上ではなく、盤外に駒を置く。 「私は忍び、貴方は関わらない。 勝利に最も近く、生存にも一定以上望みがある方策です」 魔力の気配を消失できるアサシンに魔力を持たないマスター。 こう捉えれば、見えない敵としての側面が生まれてくる。 暗殺者としてこれほど便利な立場はない。狙われる側にとってこれほどの脅威はあり得まい。 多数のサーヴァントが入り乱れるこの聖杯戦争で、この戦術は確かな効果を得られるものだと私は計算した。 少なくとも私の能力ではこれが限界だ。もし仮に他により良い手段があったとしてもそれは叶うまい。 何故なら。 「……私では、あなたを庇い立てすることすらも、叶いませぬ」 暗殺者として腕を磨いた私にはどうしても出来ないことがある。 勇猛果敢なる戦士といえど毒を含ませれば死に至ろう。幻想に生きし魔獣幻獣の類であろうと仕留めて見せよう。 あらゆるものを殺せてしまう私に不可能なこと。それは何か。 自問するまでもない、答えはとうに出ている、 それは―――守ることだ。 だって、必要がない。 山の翁に求められるなのは如何に殺すべき者を殺せるか。その手腕の是非のみ。しくじれば即座に舌を噛み自害するが定め。 強固な防備を見抜き標的の居場所へ侵入する術を知るが故に、逆算して敵の攻め手を封じることは可能だろう。 だがそれは直接的な守護とは違う。我が身を盾に大切なものを庇護する―――そんな行動は教えられたこともない。 まして、私のこの身にとってはそんな真似など。許されるはずもない。 狙いすました凶刃から引き離すため抱き上げれば、その瞬間彼女の体は激痛に襲われ死に至るだろう。 襲い来る猛火から護ろうと前に出れば、焦げた肉の匂いだけで彼女の感覚中枢が停止するだろう。 飛び散る血、呼びかける声、それらは全て守りたい者への毒となるのだ。 そう、全てはこの毒身があるために。 私がいるせいで―――――― 彼女にも、孤独を強いてしまっている。 私でなければ、彼女は庇護されるべき存在なのだ。 サーヴァントは願いのため聖杯戦争に招聘される。しかし誰もが他を踏みにじる悪鬼羅刹の如し、というわけもない。 戦場で勲を立てる勇士。弱者を労り、正義を成すような、騎士道の持ち主。 彼らは無辜なる者の命を徒に奪うことをよしとはしない。少なくとも、迷いは抱く。 望みを持たず、力のない彼女を見たならば。悪を討ち平和を願う、正義の味方のような英雄なれば。 憐憫を抱き、儀憤し、持つ剣を収めた空の手を差し伸べる希望も、けして諦観するほどの確率ではないはずだ。 しかしそうはならない。現実は覆らず、非情である。 彼女のサーヴァントはアサシン。闇に潜み、夜に溶け、寝首を狩る不貞の徒。 まして我が名は静謐のハサン。山の翁ハサン・サッバーハの数ある代表の一人。 色香で男を惑わし、全身に染み付いた宝具で差し伸べた手を侵す毒の娘。 いかな熟達した魔術師であろうと、忍び寄って数秒触れれば死を与えられる暗殺者(アサシン)に。 初歩の魔術の心得もない、まったくの無知なる無力のマスターに。 背を任せ、まして信頼など、結べはしない。 「ねぇ、ジール」 呼ぶ声がした。 私の名前。此度限りの、偽の名称で。 「私いま、とても不安なの」 顔を俯かせ、か細い声が喉から漏れる。 私のような演技とは違う、心からの弱音が聞こえる。 「聖杯とかそういう神秘的なものは魅力を感じるけど。殺し合いとか……そんなのは無理。 私が私である限り、私がアイドルである限り、とてもじゃないけどそんなことは出来ない」 「貴女が突然空から降って来た友達で、こうやって永遠にいられ続けられたらそれは幸せな夢だなと思うけど……無理なのよね。 夢はいつか、醒めるものだから」 「不安よ。不安で、不安で、不安で……とても怖い。今すぐ涙が零れて、何もかも投げ出して自分の世界に閉じこもってしまいそう」 潤む瞳が、私を見た。 御伽噺における真実を示す鏡が如く輝きに、偽の貌が映し出される。 ほんの少しだけ、見つめ返すことに躊躇する。仮面を被ってないのがいつになく気になって。 「そうならなかったのは、ジールのおかげ」 微かな笑み。 私はもうこの間、眼を離すことが出来なくなった。 「あなたがいて、私を見捨てないで、こうして一緒にいてくれるから」 「触れることが出来なくても、こうして私を見ていてくれるから」 「だから、私もあなたを見ていられるの。少しだけ、前を向いていられるの」 「生きて元の場所に帰りたい。私が願うことは変わらない。けどもうひとつ出来たの、願い。 ううん、願いなんかじゃなくて、ただの小さな、星に掲げるような小さな祈り」 私のような褐色のない、陶器のように白い肌の手が持ち上がる。 伸びた手は私の延長線にぴたりと止まり、五の指先がその先の虚空を掴むように開く。 「……あなたに、触れたい」 この時ほど、私は自分にあった自制心を讃えたことはなかった。 生前の、初めての仕事に際して見聞きもない男の閨に入り込んだ時ですらこんな緊張はない。 汗のように噴き出す感動を、今すぐその手を握り胸を抱き唇を重ねたい情動を、必死に耐えて。 召喚されてこのかた彼女には教えていない、私の願い。 触れても死なず、倒れず、微笑みを浮かべてくれる誰か。 それを体現しようとする少女を前にして、呆然とする。 触れてあげたい。触れてはいけない。 触れてしまいたい。触れられはしない。 この瞬間が永遠であってほしい、はやく終わってほしい。 ふたつの矛盾。相克する煩悶が胸を締め付ける。 やがて、あるじの手が下ろされて、同時に私の金縛りは解かれた。 数分。いや数秒だったのか。 時の経過の感覚も忘れるほど私の頭は白滅していて。 立ち上がって荷物をバッグに詰めていく姿を見ているしかできない。 「とりあえず、あなたのいう"いつも通り"をしてくるわ」 速水奏の言ういつも通り。 都心にあるプロダクションに向かい、歌と踊りのレッスンを繰り返し、いずれ観衆にその結実を披露する日を待つ。 ああ。たとえ天上の歌姫には至らずとも、汗を振りまいて踊り抜けば観衆の誰もが息絶える己とは違い。 彼女の歌い終えた後の舞台には、鳴り止まぬ拍手と歓声に包まれるのだろう。 ふと、机に放置されている紙面に目がついた。無数の音譜の並んだ楽譜だ。 常に暗殺の恐怖を感じ、猜疑心に怯える領主や王を殺害せしめる数多の手段には、言葉による誘惑も含まれている。 楽師の奏でる音に乗り喉から上げた声は聴いた者の神経を麻痺させ、確殺になる閨への誘いの布石にもなる。 サーヴァントに与えられた現代の知識と統合すれば、書かれた譜面を読み解くのは手間のかからない工程だった。 そして脳内で汲み上げた歌詞がここ最近あるじが諳んじていた鼻歌に酷似しているのに気づき、今まさに部屋を出ようとしている背中に呼びかけた。 「奏さま」 「えっ?」 「忘れ物です」 直接手渡すことはしない。あくまで口頭と目線で取りこぼしを伝える。 何故か、あるじは大層驚いた様子でこちらを見ていた。 「あ、ありがと……ふふ。はじめて呼んでくれたのね、名前」 そう言って微笑みを見せて、今度こそ部屋を後にした。 ◇ ◆ ◇ 仮初の肉であるサーヴァントを熱源とは認めないのか、あるじの失せた部屋は急速に冷めた空気で包まれる。 私もいつまでも留まっているわけにはいかない。一刻も早く役目を果たさなければ。 敵の姿を捉え、人知れず命を奪い、繰り返し。彼女をいるべき世界へ送り還す。これ以上無駄な時間は割けない。 そして願うのだ。そして叶うのだ。 「……唇は……喋るためじゃなく……」 なのに、私の体はまだ消えない。 記憶に焼き付いて離れないメロディを口ずさんでいる。 「君のために……Kissするために……咲いている」 霊体化して気配遮断するまでの十秒間、私は歌を止めなかった。 ◇ ◆ ◇ 【クラス】 アサシン 【真名】 ハサン・サッバーハ(静謐のハサン)@Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ 【パラメーター】 筋力D 耐久D 敏捷A+ 魔力C 幸運A 宝具C 【属性】 秩序・悪 【クラススキル】 気配遮断:A+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は不可能に近い。 ただし、自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 単独行動:C マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。 ランクCならば、マスターを失っても一日間現界可能。 投擲/短刀:C 短刀を弾丸として放つ能力。 変化:B 自分の姿を変える能力。 仮面の下の貌を作り変えられる。 対毒:A 宝具の能力による毒への強い耐性。 【宝具】 『妄想毒身(ザバーニーヤ)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~9 最大捕捉:10人 猛毒と化したアサシンの肉体そのもの。 爪、肌、体液、吐息、その全てが致死に至る毒を持つ。揮発した汗さえ緩慢ながらも効果を及ぼす。 特に強力なのは粘膜接触で、口付けしようものならいかな魔術師でも二秒の快楽と引き換えに命を落とす。 英霊として昇華されたことで幻想種さえ殺せるほど毒が強化されている。 自らの意思では毒を制御できず、触れた者には無差別に毒を与えてしまう。 【weapon】 『短刀』 【人物背景】 暗殺教団の教主こと山の翁、ハサン・サッバーハの一角を担う亡霊の一人。 十代後半の、褐色の肌をした瑞々しい少女。見ただけで男を誘惑する色香を漂わせてるが、それは全て暗殺者としてのもの。 能力のせいで生前から孤独を感じ、その渇きを癒すことを強く求めている。 それゆえに自らを山の翁(ハサン)を名乗るのをおこがましいとしている。 【サーヴァントとしての願い】 自分に触れても死なず、微笑みを浮かべてくれる誰か。 あるじは自らに微笑んでくれるが、後は……。 【基本戦術、方針、運用法】 直接戦闘ではなくマスターを狙うアサシンらしいサーヴァント。 他のサーヴァントが戦闘している所を潜り込み、単独でいるマスターを暗殺するのが常道となるだろう。 男性には色仕掛けによって特効がつくので更に成功率が高まる。 反面防戦は大いに不利。アサシンであるのに加え、その毒性故マスターを庇う守り方が使えないからだ。 令呪のサポートが利かないのも覚悟で自分のマスターの存在は悟らせず単独行動をするしかないだろう。 【マスター】 速水奏@アイドルマスターシンデレラガールズ 【マスターとしての願い】 殺し合いは否定。生きて元の世界に帰りたい。 ……もし叶うのなら、誰をも毒に侵してしまう少女に触れてあげたい。 【weapon】 【能力・技能】 アイドルとして歌とダンスを身につけている。 【人物背景】 17歳だが大人びた雰囲気を備えたアイドル。東京都出身。 事あるごとにキスをねだるキス魔。だが実際迫られると狼狽えるなど初心で臆病、繊細なところがある。 ユニットではリーダーを務めることが多い。リーダーシップは高いのかもしれない。 【方針】 普段通り過ごす。マスターと悟られないようにする。 候補作投下順 Back アエ&ミュータント Next 戦艦長門もしくは……
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とあるマンションの一室で、二人の男が話し込んでいる。 双方とも表情はいたって真剣、テーブルを挟んで一言、二言と言葉を交わし、そして頷く。 眼前のテーブルの上には、数百万はあろうかという札束が無造作に置かれていた。 「ほなこれで……どないでっか」 「うむ」 頷いたのは、博物館でしか見れないような古風な服装を身にまとった、険しい表情の男であった。 現代のマンションの一室にこんな恰好でいるなど、どう見ても尋常ではない。 何者かとその顔をよく観察すれば、人の世の裏も表も見渡してきたと言わんばかりの苦労の跡が、眉間の皺と眼元のくまに表われている。 そして何より、生まれながらにしてその身に纏う王気とも呼ぶべき威厳が、この人物が只者ではないと無言のうちに語っていた。 ――そう、この人物はサーヴァントである。歴史にその名を刻むに相応しい偉業を成した大人物なのである。 「では、確かに」 そのサーヴァントに向かって、もう一方の男がテーブルから札束を二つほど掴みあげ、それをずい、と差し出した。 スーツに銀縁眼鏡、こちらはいたって普通の当世のいでたちだ。 差し出した手の甲には真紅の紋様が刻まれており、その男が聖杯戦争の参加者――令呪を持つマスターの一人であることを示していた。 「……貰おう」 「あげたんと違いまっせ。貸したんでっせ」 「そうだったな」 札束を受け取ったサーヴァントは苦笑した。 サーヴァントとは、すなわち古の英雄だ。 歴史に名を刻んだ破格の稀人だ。 そのことを知っていてなお、その真名を知っていてなお、全く怯えを見せぬ胆力は呆れるほどに見事という他ない。 「二百万のうち十日分の利息を前もって頂きますよって、そちらには百八十万お渡しということになりますな」 「ハッ、阿漕なものだ。払わぬといったらどうなるのだ?」 「そらあもう……令呪三画ぜんぶ使っても取り立てまっせぇぇぇぇッ!!!!」 ハッタリではない。 この男は絶対に取立てを諦めない。 ヤクザだろうが政治家だろうが英霊だろうが、貸した金は必ず取り立てる。 それがミナミの鬼と恐れられた萬田銀次郎という男である。 ◆ とある町役場にて。 「ごめんやっしゃぁぁぁぁあ!!」 「何事ですか一体……げ、げぇぇっ! 萬田さん!」 「毎度! 皆山はん、今日が利息の振り込み日でっせ」 「わ、わかった。わかってるから職場まで来られると、私の立場というものが……」 「前の利息の振り込みトバシかけといて、おかげでワシの金貸しとしての立場が危ういっちゅうのに、オノレの立場がどないやっちゅうんじゃボケェ!」 「ひぃぃぃぃぃ!!!!」 ――まったく、今の世も変わらんな。 とある繁華街にて。 「毎度! 今回の利息、確かに頂きましたわ」 「あの……申し訳ないんですが、もうちょっと貸して頂けませんか」 「そら構いまへんけどな……ホストクラブ通いもほどほどにしとかんといけまへんで」 「か、関係ないじゃないですか、萬田さんには」 「関係ありまっせ。アンタが焦げ付かせた金額がデカければデカいほど、無茶な取り立てせなあきまへんからな。 ソープに落とすだけで済む金額ならワシも面倒が少なくてすむんや」 「……」 ――金を持っていない者ほど金を吸い取られる。 とある夜のオフィス街にて。 「広瀬はん、こんな夜中にどこにいかれるんでっか?」 「げ、げええええええええ、萬田はん!!?? い、いや、ちょっとビジネスや、忙しいんで、また後で……」 「権利書から小切手帳から全部持ち出して、何のビジネスだすか?」 「な、なぜそんなことを……!」 「おどれ、全部ウラは取れとるんやどぉぉぉぉ!! この萬田銀次郎から金を借りたまま夜逃げしようとは、このダボがぁぁぁぁ――ッ!!」 ――金を持っている奴ほど、金を払うことを惜しむ。 とある怪しい企業事務所にて。 「萬田さぁん、アンタのとこの借金ってさあ、違法だよねえ」 「へえ、それが何か?」 「だったらさあ、過払い問題ってやつ? 正規の利息分だけしか払う義務はないよねえ」 「しかし、その条件で承知して借りたのはあんさんでっせ?」 「関係ねえええええ!! 関係ェェねえええええ!! 法律でそう決まってるなら、悪いのは違反してるアンタの方だああああああ!!」 「なるほど、そういうことなら……アサシンはん、頼んます」 「は? 何言って、え、ちょっと、何こいつら、いつの間に、出てきて――」 ――儲かっている奴ほど、金を惜しむ。もっと儲けられるはずだと払う金を惜しむ。 「承知した――――貴様。今すぐ、金を払え」 ◆ 「かんぱーい!」 ここは冬木市内のとある料亭の一室。 萬田銀次郎とそのサーヴァントであるアサシンは、慰労の食事会を行っていた。 アサシンの服装は自分の生きた時代のそれではない。 当世のブランドスーツにべっこうぶちの伊達眼鏡で、厳格なビジネスマンといった雰囲気を醸し出している。 他にもコート、ビジネスバッグなどなど、これらはマスターである萬田銀次郎に借金して取りそろえたものであった。 その借金の返済のために、自らの宝具を使って萬田の仕事の手伝っていたのだ。 アサシンの宝具である密偵集団――血滴子は、債務者の動向を完全に把握し、夜逃げなど絶対に許さない。 いざ戦えば、ヤクザの集団など一顧だにしない戦闘力を誇る。 まさに萬田のビジネスのためにあるような宝具である。 だが普通であれば、自らの生き様を象徴するに等しい宝具を、卑しくも借金取りなどに使う英霊などいないはずなのだが―― 「余の皇帝としての人生も、借金と税金の違いこそあれ、取り立て人として全てを捧げたようなもんやったからなあ」 アサシンはテーブルに並べられた様々な料理に箸をつけつつ、しみじみとその理由を語った。 萬田の関西弁がいつのまにかうつっており、その姿は威厳のイの字もない大阪のおっちゃんである。 「庶民への重税とかやないんや。賄賂やら脱税やらでがっぽり貯めこんどる富裕層から正規の税金貰おうとしただけやねん」 「それでも取り立て人ちゅうのはどこでも、どの時代でも恨まれますからなあ」 「せやせや。キリストはんの聖書でもやたら悪人扱いや。しかしマスターはどうせ恨まれるならなんで闇金融やねん。税吏じゃあかんのかい」 「性分といいますか……世の中、なんでも表と裏がありまっさかい。ワシはたまたま裏の方に縁があったということですかな」 「そういうもんかのう」 やがて夜は更け、宴もたけなわ。 アサシンは現世の料理を随分と楽しんだようだ。 ぐいとビールを仰いでから大きくため息をつき、そして呟くように語り始めた。 「いや楽しい。今、振り返れば余の人生は心から楽しめる瞬間などほとんど無かったように思う。 こうしてこの当世の衣装に身を包み、今の世の風俗を楽しんだだけで、サーヴァントとして呼ばれた甲斐はあった」 「大中華を統べる皇帝陛下にしちゃ慎ましやかですなあ」 「そういうものだ。強大な権力の中枢に居続けたそのかわり、自由などなかった」 萬田もアサシンの真名が分かってから、それなりに調べてはみた。 清朝五代皇帝、雍正帝・愛新覚羅胤禛。 ケチで疑い深く、密偵を全国に潜ませ、役人たちを監視、弾圧し続けた。 血なまぐさい後継争いの末に勝ち残り、独裁君主として弾圧と粛正を繰り返した人物であると。 その一方、熱心に政治を行い、税制改革などで功績をあげるなど、よく見れば全面的に悪い君主ではない。 だが。 「これを見ろ、マスター。我が父と息子の名はこの異国の書物にまでのっているのだぞ」 そういって取り出したのは世界史の教科書である。 これも萬田から借りた金で買ったのだろう。 いや、その分は働いて返したのだから、正確にはすでにアサシンの金であるだろう。 そこには確かに四代康熙帝、六代乾隆帝の名はあるが、五代目の名前はない。 「父上と我が息子は確かに傑物であった。それに比べて余は凡庸かもしれん、それは甘んじて受け入れよう。 だがそれでも、余はその身命の全てを国に捧げたという自負はある。 せめて……せめてもう少しだけでも評価されたいと願うのは、浅ましい願いであろうか」 他人の評価など所詮はあてにならぬものである。 大国の皇帝として、国体をつつがなく次代へと繋げただけで、それは偉業である。 しかしそれを他人が言ったところで、認められたいという気持ちが簡単に消えるわけでもないだろう。 結局は自分次第であり、自分の中の願望をどう処するかということなのだ。 「ワシにアサシンはんの願いについてどうこう言う権利なんぞありまへんがな。 しかしこうなったからには聖杯はんに願いの一つでも叶えてもらわんとワリに合わん、とはおもっとります」 「ふむ……それは一体」 「世界平和でんがな。平和な世の中でないと金貸しなんぞやってられまへんからなぁ!」 「なるほど、確かにな!」 アサシンは呵々、と笑った。 【CLASS】 アサシン 【真名】 雍正帝 愛新覚羅胤禛(ヨウセイテイ アイシンギョロ・インジェン) 【出典】 史実 【マスター】 萬田銀次郎 【性別】 男性 【属性】 秩序・悪 【ステータス】 筋力E 耐久C 敏捷B 魔力B+ 幸運B 宝具B+ 【クラス別スキル】 気配遮断:C サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を断てば発見する事は難しい。 【固有スキル】 貧者の見識:B 相手の性格・属性を見抜く眼力。言葉による弁明、欺瞞に騙され難い。 皇帝に即位する以前、雍正帝は四十年余りの時間を学問と、そして何より兄弟たちの骨肉相食む宮廷闘争を間近で観察することに費やした。 皇帝の子という最も尊ばれる身分でありながら、人間の最も醜い面を見つめ続けたことで得たスキル。 皇帝特権:B 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。 黄金律:B 身体の黄金比ではなく、人生において金銭がどれほどついて回るかの宿命。 大富豪でもやっていける金ピカぶりだが、散財のし過ぎには注意が必要。 【宝具】 『血滴子(フライング・ギロチン)』 ランク:B+ 種別:対人宝具 レンジ:0~99 最大捕捉:99人 独裁君主として君臨した雍正帝は直属の密偵部隊を従え、中国全土の官吏たちを密かに監視していた。その部隊こそが血滴子である。 外見は黒づくめの旗袍(チャイナ服)、鎖で繋いだバズソーを武器とし、密偵や暗殺をこなす恐るべき諜報集団。 一人ひとりが凄腕のスパイであり、多数でかかればサーヴァントを討ち取ることも不可能ではない。 だがその真価は大清帝国全土を監視したという逸話の通り、情報収集能力にある。 ひとたび標的をマークすれば、たちまち戦力や真名の手がかりまで暴いてしまうだろう。 『大義覚迷録(シノセントリズム・ジャスティス)』 ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:0~3 最大捕捉:1人 中華皇帝の色を現す黄色のページで書かれた一冊の書簡。 蛮族と蔑まれていた満州族が、中華思想において漢民族の上に立つ正統性を示した記録である。 雍正帝はこの件について自ら漢民族の学者と討論し、これを論破したという逸話が宝具となった。 対象のあらゆる価値観を破壊し、雍正帝を絶対正義とあがめる奴隷にする凶悪な洗脳宝具。 抵抗に失敗してしまえば、人間でもサーヴァントでも人格が破壊されるため、生きている限り二度と元には戻らない。 【Weapon】 自らの宝具である血滴子たちを護衛兵として出現させる。 【特徴】 中華皇帝を現す黄金の龍を刺繍した帝服に身を包む陰気な目つきの男。 ケチで金にうるさく、疑い深い性格。 目の下に濃いくまがあり、顔色は悪い。 自ら揃えたスーツと眼鏡をかけているが戦闘時は元の服装に戻る。 時々マスターからうつった関西弁がでる。 【解説】 18世紀初頭、中華史上最高の皇帝と呼ばれた清朝四代康熙帝の後を継いだのが、五代雍正帝こと愛新覚羅胤禛である。 彼は第四皇子として生まれた時から十数人もの兄弟たちの権力闘争の中で育ち、そのせいか非常に猜疑心の強い人物だったと言われる。 彼自身を皇太子に祀り上げようとする有力貴族たちの誘いに一切のることをせず、約四十年間を学問と仏教信仰に捧げた。 この時点で次代の皇帝になろうとする野心など、彼には一切なかったはずである。 ところが皮肉にも、我が子たちの醜い権力闘争によほどうんざりしていたのか、父である先代皇帝は一切の野心無き彼を後継に指名する。 この瞬間、一人の恐るべき独裁皇帝が誕生した。 有力者たちの派閥に組しないということは、誰も依怙贔屓しないということである。 誰の後ろ盾もないが、その代わり誰でも敵として叩き潰せるということである。 彼は皇帝に即位してからすぐに実の兄弟である皇子たちを粛正、有力貴族にも一切容赦をせず恐怖政治を敷いた。 全国に密偵を派遣し、官吏たちにこまめな報告を義務付け、不正を行えば誰であろうと処罰した。 その一方で自らにも厳しく、全国から集まる報告の書簡に自らすべて目を通し、睡眠時間は四時間に満たなかったと言われる。 前述の密偵も、ただ監視をするだけではなく、下級官吏に業績の優れた者がいればこれを褒賞した。 そんな激務を続けた結果、即位から十三年で死没。過労死した疑いが一部でまことしやかに囁かれている。 当時の清王朝は、先代康熙帝の華々しい戦功の陰で、内部は腐敗しつつあった。 腐敗の原因は、王朝の運営母体そのものである中華のエリート官僚たちである。 それを取り締まれるのは彼らの上に立つ皇帝しかいないので、雍正帝は彼らの憎悪を一身に浴びながらも改革を断行した。 監視の目が届かず、不正を放置されていた地方政官を粛正し、賄賂で税金逃れをしていた富豪も取り締まった。 雍正帝は中華を治める皇帝でありながら、中華全土の官吏を敵に回して税金を取り立てた、中華最強の取り立て人である。 【サーヴァントとしての願い】 独裁者としての悪名を返上したい。 【マスター】 萬田銀次郎@ミナミの帝王 【能力・技能】 利息は十日で一割増えるトイチの闇金融を経営している。 数千万の現金でも自由に用意できる資金力があり、また夜逃げした相手を絶対に逃がさない探偵顔負けの追跡術もある。 ヤクザ相手に一歩も引かない胆力の持ち主で、よく法律相談も引き受けるなど、様々な方面の知識に詳しい。 【人物背景】 ギンブチメガネと大仰な関西弁がトレードマークの闇金融屋。 幼少時代、非常に裕福な家庭(父親は萬田建設の社長・萬田浩一郎、母親は里子)で育つ。が、紆余曲折有って、後に貧困地区に堕ちた萬田銀次郎。 そこで「長老」をはじめとする元エリート層から落ちぶれた住民に政治・経済・礼節等を徹底的に叩きこまれる。 その後、金貸しの師匠・矢吹金造に金融のイロハを習い、ミナミのマンションの一室に裏金・『萬田金融』(「萬田銀行」と称することもある)を開く。 利息はトイチ、「逃げれば地獄まで取り立てに行く」が謳い文句で、法の中と外のボーダーラインで活動している。 ヤクザや権力者でも萬田の取り立てからは逃げられないといわれ、周囲からは「ミナミの鬼」と恐れられる。 冷酷ではあるが、萬田に返済できない状況に陥った債務者から話を聞き、事情によっては返済できる状況に戻すような人助けをすることも多い。 もっとも、それはあくまでも「ワシに返済させるためにやったことだ」という体裁である。 一方で債務者から取り立てる代わりとして、萬田が自ら詐欺を仕掛けて嵌めた事例もある。 【マスターとしての願い】 世界平和。
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登録日:2010/07/27(火) 00 21 37 更新日:2024/02/19 Mon 23 07 31NEW! 所要時間:約 19 分で読めます ▽タグ一覧 EXTELLA EXTRA FGO Fate Fate/SR TYPE-MOON 「ニーハオ!死ね!」 アサシン サーヴァント ハサン涙目 バーサーカー ランサー 一撃必殺 八極拳 八神庵 安井邦彦 希代の凶拳士 帝都聖杯奇譚 幸運E 拳士 按摩師 无二打 警備員 起源パンチ 達人 アサシン(EXTRA)は、『Fate/EXTRA』にて初登場したサーヴァント。 ※ネタバレ注意 声:安井邦彦 身長:166cm 体重:60kg 血液型:不明 誕生日:不明 イメージカラー:橙 特技:不明 趣味:不明 好きなもの:鍛錬、試合、家族 苦手なもの:不明 属性:中庸・悪 マスター:ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ パラメータ 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 B C A E E - 技能 ◆気配遮断:- アサシンのクラスが持つ共通のスキル。 普通ならランクが付くが、このアサシンの気配遮断は彼個人の特殊技能に基づく為にランクが付かない。 ◆中国武術:A+++ 中華の合理。宇宙と一体化することを目的とした武術をどれほど極めたかの値。 A+++ともなれば達人中の達人。 なお取得がとにかく厳しく、Aでようやく「習得した」と認められるラインだとか。 ◆圏境(けんきょう):A 気(エネルギー)を纏い、周囲の状況を感知し、天地と合一する事で自らの存在を消失させる技法。要は透明人間化。 自然との同化で、景色に浸透した身体を物理・魔術的に索敵感知、捕捉する事はまず不可能である。 設定資料集で明かされた設定では「触ってもそこにいると認識できない」ということなので実際には感知に引っかかる(作中でも罠は反応する)、 ただし術者は感知したことを認識できないために条件次第で自動発動する術式でないならそのままスルーしてしまう。 さらに攻撃に移る時にはそちらに注力するため当然天地との合一は不完全になる(自サーヴァントが致命傷を逃れ得ているのはこのため)のだが、 認識上で「目視する」ことができないレベルを保持しているため近接戦闘で戦う上では圧倒的に有利。 宝具 『无二打(にのうちいらず)』 中東の伝統装束を身に纏い、その気になれば眼光だけで相手を睨み殺してしまいそうな鋭い雰囲気を放つアサシンのサーヴァント。 「呵呵呵呵(カカカカ)!」と特徴的な笑い声をする偉丈夫の拳士。 一部からの愛称は「アサシン先生」や「八神庵」等がある。 別に「泣け!叫べぇっ!そして死ねェッ!」とか言わな…もしかしたら言っているかもしれない。 今回は暗殺者・ユリウスの手により従来のアサシンより強力な人物が呼び出されており、 対戦開始前に相手を必ず葬る事からトーナメント最強の一角と恐れられてきた。 ハサン?ああ、そんな人もいましたっけね 拳で語る武人であるが善人ではなく、彼は長年積み重ねてきた対人の人生を一瞬で砕く事を至上としている等、道徳性こそ一般常識から逸脱しているが、 人間性そのものは合理性を重んじる“良識人”である。 彼の真名は『魔拳士』の異名を持つ中国拳法家・李書文。八極拳の使い手であり、仕合においてどんな軽い手でも触れれば命を奪えるという。 自身を拳法家というより殺し屋の類と自認しているが、それを卑下する事も誇る事もない。 生前は善く学び、善く戦い、善く殺めたので無念や怨念は全く持っていない。 義を通す善性だが、悪もまた良しとする武芸者で、あまりにも対人を殺めた事で多くの憎しみを買い、最後は毒を盛られて命を終えたという。 彼がアサシンとして脅威極まりないのが、アサシンのスキル『気配遮断』の域を凌駕した我流スキル『圏境』と、 武術を極めた事で境地に至り、修得した「二の打ち要らず」の二つ名を戴く宝具『无二打』。 【宝具】『无二打(にのうちいらず)』 正確には『神槍无二打』。 牽制、及びフェイントに使う程度の初撃で相手を殺せるまでになった武術の真髄。 この宝具は英霊の象徴たるアイテムではなく、武術の真髄。十二の試練等のように、武術が宝具や逸話が昇華した。 自身の気を張り巡らせた空間を形成し、彼の『気に呑まれた者』にこの剛打の一撃で迷走神経反射(ショック死)を引き起こし葬る事から、 「二の打ち要らず」と呼ばれる必殺宝具。 通称「起源パンチ」。 主人公のサーヴァントもこの宝具を受け、直撃は免れたものの魔術回路を乱された事で魔力供給を行えなくなり、消滅の危機に追い込まれている。 直撃をまともに受ければ問答無用で即死する。 一応、欠点としては数十メートルの怪物が相手ではその巨体故に気が通しづらいようで魔神柱を相手に手こずっていた。 ゲーム的にはHPを9割削られるだけで済むが、これは後述のようにわざと引っ掛かった罠のダメージによって技の精度や威力が落ちたため。 まともに戦うとHPを10割持って行かれる。 このアサシンの恐ろしい所はこの即死攻撃と圏境の透明化によって、確実に先手を取り、相手に致命傷を負わせる事が可能という事。 オマケに透明化の魔術(かなり高位の魔術らしい)なら魔術の使用痕から索敵する事も可能なのだが、 彼の場合は体術なので魔術による索敵は無効化される非常に厄介なシロモノ。 同じような不可視の剣を使うセイバーと剣を交えた事のあるアーチャーは彼のこの不可視の拳打を「見えざる拳(インビジブル・エア)」と比喩し、 「彼女の剣(風王結界)より数段上のようだ」と言った。 まあ武器が見えないから攻撃のリーチが判らず厄介程度のセイバーの『風王結界』と見えない上に必殺というアサシンの『无二打』のどちらが脅威かと言えば、 確実に後者に軍配が上がるので、アーチャーの評価は至極妥当と言える。 この事を知った凛は「透明化を何とかしなければランサーでも苦戦するでしょうね」と語っていた。 但し、攻撃態勢に移れば気を攻撃に回す分、精度が下がり効果が薄まるという。この為に反応する事が不可能という訳ではない模様。 この攻撃に移れば効果が薄れるという点については従来の気配遮断と変わらないが、彼の場合はその状態のまま戦えるという大きな利点がある。 なので厄介なのは全く変わらない。 おまけに攻撃態勢に移らなければ、彼に触れたとしても感知は不可能だという。 ドラマCDでこの必殺の初撃に反応出来るのはセイバー(Fate)といった高い直感スキルを持つサーヴァント、死の気配に敏感な遠野志貴などが挙げられている。 余談だが、无二打は彼の故郷的には『うーあるだ』と読むらしい。无は『無』のことで、全体として『二の打ちは無い』→『二の打ち要らず』となる。 日本語的には『むにだ』でいいようである。 第五回戦の相手として主人公達と激突。 初日から味方サーヴァントに不意打ちを行い、戦闘不能に追い込むも主人公とヒロインの奮闘により復活。 その後、ヒロインの仕掛けた罠にハマり圏境を乱され透明化出来なくなってしまう。 尤も彼自身は罠には気付いていて、主人公達を試す意味でワザと罠に引っ掛かった。 そして対決の日、主人公は激闘の4日間で急成長を遂げ、実力不足を痛感した主人公のサーヴァントも宝具を開放した事で、アサシンの能力を上回り、 遂に最強の暗殺者ペアは敗れてしまった。 ……と、思いきや…… 以下、激しいネタバレ 死して電子の海を彷徨っていたユリウスが、暗殺したマスターの令呪を自身のものとした事で資格を得、 アサシンは「バーサーカー」の能力を強引に付与され『二属性持ち(マルチクラス)』となって主人公の前に現れる(バーサーカーの適正自体は元々ある模様)。 激しい猛攻だったが、死闘の末にトドメを刺され彼の套路に終幕を引いた。 バーサーカー化している為か、攻撃力は上がっているものの、宝具『无二打』は使用してこない。 しかしその代わりに、宝具(技)として彼が得意とし、唯一つ極めた八極拳の奥義、対門宝具『猛虎硬爬山(モウココウハザン)』を使用してくる。 利き腕より把子拳、寸勁、頂肘を瞬時に繰り出す高速三連撃。 魂の領域にまで染み込んだ肉体の動きは、李書文が狂化状態にあっても心技体の完全な合一の元放たれる。 しかしこの宝具、毎ターンの初手に必ず使用してくるのでガードやスキル等で防げば問題なく、 オマケにパネルの方も大幅に解放されており、プレイヤーも五回戦よりレベルアップしているのでそう苦労せず倒せてしまうのがちょっと悲しい。 そしてどの味方サーヴァントからも見苦しいと言われてしまった。 サーヴァントは全盛期の状態で召喚されるというのは有名な話だが、李書文の場合「肉体の全盛期」と「技術の全盛期」があり、前者が選ばれた場合青年の姿で、後者が選ばれると老年の姿で召喚される。性格自体にあまり変化はないらしい。 また、“神槍李”の徒名を持ち、槍術にも秀でており、ランサーの適性もある。 EXTRAではマスターであるユリウスとの相性から若く猛々しい彼が望まれた為に青年期かつアサシンとして召喚された。 因みに生前の李書文は八極拳より槍に重点を置いた人物とされ、八極拳は槍術を極める為に前準備として習得したに過ぎないらしい。 大槍を操り、多数の逸話を作り上げたとされる。 この話から、アサシンではなくランサーとして召喚されていれば、更に驚異のサーヴァントになったかもしれない。 なお実際の李書文はかなりDQN気質に近い人で有り、おおよそ合理的な人間ではない。 強い人間がくればわざわざ殴りに追いかけに行ったり、世話になった家の床の大理石を割りまくったり、 やめるよういわれたので、今度は道の敷石を割りまくって、それを注意した警官を殴り殺して逃げ帰ったりと、 やりたい放題である。 しかし一方で晩年は丸くなり、子供に武術を教える優しい老人だったという逸話も残っている。 良くも悪くも我を貫いた人物だったのだろう。 【台詞】 「さて―――、未だ五体を使わねば立ちいかぬ套路だが、冥土の土産に一凶、馳走してくれよう!」 「武を交えるのならどちらかは死ぬ。戦いとは気安いものではなく、互いの信念をかけたもの。故に、おいそれと始めるものではなく、また、始めたからには必ず、一戦にて一人は殺すべし」 「くはははははははは!!!!滾る滾る!!血が!!肉が!!やはり武とは生き死にあってのもの!年老い、何を悟った気になっていたのやら―――所詮は俺も、血に飢えた窮奇と同じか!いいぞ、若返るようだ!お主らは強い!ここまでのどの敵よりもな!!さあ、力比べだ!!極致のその先を――見せてみろ!!」 「応。我が拳は二の打ち要らず。初撃こそ肝要、武を交える前に是を討つ―――この字(あざな)、破れるか……!」 「未熟、未熟。功夫が足りんよ。」 「全身全剄、陽気を巡らす―!」 「ユリウス、詫びは言わんぞ。しかし礼は言おう。久々の裟婆。お主のお陰で存分に闘えた。」 ●Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚 上述したようにランサーの適正も明言されていたが、本当にランサーとして登場。 EXTRA時点では青年の姿ではアサシン、老年の姿ではランサーとして召喚されると語られていたため、老年期かつランサーとして召喚されている。 若年期と比べると少しは枯れて大人しくなっているが、その性格に微塵の変化もない。 ランサーとして特筆すべき宝具は持たず、技量のみでランサー足り得ているという特異なサーヴァント。 スキルはアサシンの時とほとんど同じだが、クラス制限故か圏境のランクが低下している。また肉体的には衰えているためステータスは全体的に低下している。 ちなみに槍を捨てても拳は普通に健在であり、哀れなアサシンが犠牲になった。 ●Fate/Grand Order ◆李書文(ランサー) 「サーヴァント、ランサー。真名を李書文と申す。存分に槍として使うがいい」 EXTRAの活躍から星5~4アサシンとしての実装を待ち望まれていた先生だったが、なんとまさかのランサーとしての参戦。 ただし設定変更があったのかこれまでにない組み合わせである若い姿+槍という姿で召喚されている。真名も「神槍 李書文」に変更。 ステータスはEXTRA、スキルは帝都聖杯奇譚時と変わりない。 レアリティは☆4(SR)だが、地味にストーリー限定なのでPUを逃さないように。 スキルは「中国武術(六合大槍)」(自身に必中・クリティカル威力上昇)、「圏境」(自身に回避・スター集中)、「絶招」(自身にアーツ強化・無敵貫通)の三つ。 全て自己強化スキルだが、宝具強化・無敵及び回避貫通・回避と攻守に優れた優秀な構成。 ただし持続1Tバフばかりで瞬間風速に特化しているためアタッカーとしての癖は強め。必中と無敵貫通で範囲が重複しているというちぐはぐな点も。 宝具は「神槍无二打」。 「我が槍は是正に一撃必倒。神槍と謳われたこの槍に一切の矛盾なし!」 神 槍 之 名 是 真 実 アサシンの時には拳で使用していた『无二打』の槍バージョン。 威力も性能も拳の時と変わらないが、リーチは槍で行うだけに長く、その技の精密さも拳の時と変わらないという。 ゲームではアーツ属性宝具で、敵単体に防御力無視の攻撃を与え、確率で即死させる。即死させなかった場合は防御力低下のバッドステータスを与える。 モーションのしなる槍に惚れた者多し。 二の打ち要らずというが三回Hitしているのは内緒 本編では第5章にて登場。 強者との闘いを望む達人として姿を現した。 特に同じ槍使いという共通点と神殺しにまで至ったスカサハとの決闘を熱望しており、スカサハもまた書文を見事な槍捌きと高く評価している。 最後は主人公勢力の元に助っ人として参陣。 最終決戦では北欧のステゴロ王ベオウルフと素手の殴り合いを演じ、勝利する。 あくまでも「怪物を殴り殺した男」であるベオウルフと「対人戦の達人」である書文では書文に軍配が上がったが、それでも消耗はかなり激しかった模様。 その後の魔神柱との戦いでは勁を通しづらい魔神柱に苦戦しつつも生き残る。 そして時代からの消滅間際、神代のランサーであるスカサハとの一合の勝負を演じ、第5章での締めを括った。 期間限定イベント「星の三蔵ちゃん、天竺へ行く」では「沙悟浄」の立場を与えられて召喚される。イベント中は名前表記も沙悟浄になっていた。 ギャグイベント初登場ということでどうなるか心配されていたが、 中国人として憧れの西遊記に出演できるということでノリノリで沙悟浄を演じ、三蔵やマスターのために槍を振るった。 実際の書文も幼いころ劇団に所属しており、西遊記に触れる機会も多かったのだろう。 尚原典の沙悟浄は捲簾大将(*1)という天界最強級の人物でありながら、 天帝の宝の杯を重要な宴で割ってしまうという大チョンボをやらかして地上へ左遷され、 流砂の河に陣取って三蔵法師の前世を9回襲ってぶっ殺し、止めにやってきた観音様にも襲いかかりついでにハントした頭蓋骨コレクションを見せびらかし、止められたにもかかわらず10回目も三蔵法師に襲いかかった という、どっかのプレデターかなんかみたいな所業に走っているので、ある意味納得の配役である。 ちなみに原典の描写では沙悟浄は「炎のような赤毛の髪」と表記されているので、そういう意味でも適役だった。 そして………… ◆衛士長 第二部三章で登場した、始皇帝の側近の衛士長。 サーヴァントではなく、仙術により150年ほど生きた生身の人間だが、 凍結英雄に対応できると始皇帝に評価され、実際にコヤンスカヤを素手で昏倒させる実力の持ち主。 最終盤で咸陽に乗り込んできた主人公と一戦交える。 当時未実装ながら既にバトルキャラも用意されており、普通のサーヴァントのようにスキルや宝具を使ってくる。 作中では最後まで真名が明かされないが、中国が舞台で、戦闘においても使うスキルや、宝具が「无二打」であることから正体を察することは出来た。 FGOでは長らくランサーとしての登場だったが、ついに八極拳を使うアサシンとして敵に回る。 組み合わせは老年期+拳であり、ちょうど従来明かされていた組み合わせの反転である。 宝具はもちろん「无二打(にのうちいらず)」。性能は後述。 当初は3回Hitしていたが1回Hitになり名実ともに二の打ち要らずである 戦闘では、衛士長単独だが軍師韓信の補助を受けた状態で戦う。 アサシンのためチャージ3と短い上に、韓信の策でチャージも増加させ、ほぼ確実に一殺できる无二打を何度も打ってくるわ、 無敵でやり過ごそうとしても、無敵貫通で上から落としてくるわ、 通常攻撃もクリティカルをバンバン出し、例え不利なクラスであっても相性変更で等倍ダメージでサーヴァントを殴り殺してくるわと、 三章随一の強敵。 救いは豚にできるという点。持っているなら必ず編成すること。 ◆按摩の達人 2019年正月イベント「雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~」でNPCとしてまさかのサプライズ登場。 ただし、按摩の達人名義で。戦闘中普通に「殺す」とか言ってるけど 生身の人間だった衛士長と違い、こちらは汎人類史に召喚されたサーヴァントであり、別人。 登場したのはシナリオクエスト『虞美人アンチエイジング』。 酷い凝りに悩まされ、雀のマッサージでは満足出来なくなっていた虞美人に、フィンがどんな凝りでも立ち所に治す達人として紹介した。(*2) が、中国異聞帯で仮とはいえ同陣営に属し、その化け物染みた強さを知っていた虞美人はマッサージを全力で拒否し逃走。 しかし結局達人一人に制圧され、想い人にも聞かれた事が無いような叫びをあげながら観念するのだった。 この一連の流れは、ギャグ成分強めの本イベントでも屈指のネタ場面として語り草になっている。 中国異聞帯での遺恨から当時カルデアと虞美人は一触即発の関係にあり、カルデアのマスターが出張る訳には行かなかった。 そのため戦闘では文字通りNPCである達人の単騎出撃となり、事実上の衛士長体験クエストとなっていた。 ちなみに実はもう一箇所衛士長を使えるところがある。 イベントホールでのよく増えるアイドルのライブを止める際がそれで、警備員として紛れ込んでいる。 そして当該イベント期間が半分を過ぎた頃、真名公開と共にプレイアブルとして正式実装された。 ◆李書文(アサシン) 「我が名は李書文。槍も持たぬ、ただの老人だが……。何、ぬしの身を守る程度なら不足はあるまい。世話になるぞ、マスター」 ILLUST:ワダアルコ CV.安井邦彦 身長:166cm 体重:58kg 出典:史実 地域:中国 好きなもの:家族 嫌いなもの:計算の出来ない馬鹿共 属性:中立・悪 パラメータ 筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具 C D A+ E E - スキル ◆老練:A+ 精神が熟達した状態で召喚されたサーヴァントに与えられるスキル。 いかなる状態でも平静を保つと同時に、契約を通じてマスターの精神状態を安定させることが出来る。 ◆中国武術:A+++ 中華の合理。宇宙と一体になる事を目的とした武術をどれほど極めたかの値。 習得の難易度は最高レベルで、Aでようやく“習得した”と言えるレベル。 槍術が本来の彼の持ち味であるが、老人として召喚された彼は、拳による一撃を好む。 ◆圏境(極):A- 気を使い、周囲の状況を感知し、 また、自らの存在を消失させる技法。 極めたものは天地と合一し、その姿を自然に透けこませることすら可能となる。 老いたことにより、技法は更なる進化を遂げた。 交戦状態であろうとも、瞬き一つで姿を消す。 ◆陰陽交差:B 人間の持つ性質のスイッチ。 老人になって陽に偏ったとはいえ、 獰猛な牙は失われておらず、一瞬で陰に切り替え、無造作に敵を屠る。 その非情さはまだ、失われていない。 ◆宝具 ○『无二打』 ランク なし、 種別 対人宝具、 レンジ 1、 最大補足 一人 では、殺すか・・・! 「我が八極に『无二打(にのうちいらず)』!墳ッ、破ァッ!七孔噴血、撒き死ねィ!」 「百の奥義ではなく、一の術理を以て、敵を打ち斃す―――是『无二打(にのうちいらず)』!破ァッ!」 絶 招 猛 虎 硬 爬 山 にのうちいらず。 『燕返し』または『神槍无二打』同様に宝具として昇華されるまでに極まった術技。 絶招(ぜっしょう)と言われる秘伝の套路(とうろ)の一つであり、その名を猛虎硬爬山と言う。 Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚にて使用した際と同じく、白塗りになった背景と対照的にキャラクターは黒いシルエットとなり、 その背後に「絶招 猛虎硬爬山」という文字が浮かび上がる演出となっている。 敵単体への攻撃で、攻撃直前に防御ダウンを付与。即死させるか、即死効果がなくとも大ダメージを与える。 アサシンとして召喚された拳の老人、通称「老書文」。 若い姿が肉体面での全盛期だったのに対し、老熟した事で凶拳・李書文が精神面での最盛期を迎えた別側面。 上記の通り本来は若書文がアサシン、老書文がランサーとして召喚される筈なのだが、本作では逆の形となった。 設定がころころ変わるのは型月ではよくある事 強者との死合いを何より喜んでいた若年期と比べると、年老いた事で落ち着き穏やかな性格になっている。 マスターに仕える理由も、忠誠心よりも「見ていて危なっかしいから」という祖父心に近い。 家族想いな一方で、この年に至るまで多くの武術家を葬ってきた人生からか、自分には人を壊すしか取柄の無い男だと自嘲する一面も。 穏やかさを得たためか無闇に拳を振るう事は無く、非常に落ち着いた印象を与える。 が、実際はスキル「陰陽交差」により闘志のON/OFFを自在に切り替えられるだけであり、一度スイッチが入れば未だ衰えていない拳で容赦無く敵を葬り去る。 アサシンでありながら基本的には正面切っての戦いを好むが、特にスタイルに固執しているわけではなく、必要とあらば暗殺も行う。 衛士長とは別人のため中国異聞帯の記憶は無く、自分がかつて始皇帝に仕えていたと聞かされると、驚きながらも悪くない就職先だと笑う。 かつてランサーとして参戦した帝都の聖杯戦争の記憶については、現状本人からの言及が一切ないため不明。 しかしクラスは違えど同じ老書文であるためか、彼と交戦経験のある一部サーヴァントからは憶えられており、特に因縁深いアサシンからは強い敵愾心を向けられている。 聖杯に託す望みは「若い頃の自分(ランサー)と戦う事」。 あっちとは対象が入れ替わっている以外は全く同じであり、年をとっても根の部分では変わっていない事が窺える。 ●ゲーム中の性能 ランサー時と同じく、ストーリー召喚ガチャ限定で召喚可能な所謂「スト限」。解禁条件はLostbelt No.3クリア。 レアリティは男性アサシンとしては山の翁以来2年振り、2人目となる最高ランクの☆5。 カード構成はアサシン初となる、Buster2枚Arts2枚Quick1枚の通称セイバー型。これによりアサシンは全種類のカード構成が揃った事になる。 敏捷以外のパラメータが低い事を反映してかステータスは同レア内では低く、HPに至っては実装時点で☆5アサシンワースト。 「老練A+」(自身のArts性能アップ スター発生率アップ)という固有のクラススキルを持つ。 モーションが八極拳をモデルにしている関係で全体的なヒット数は少ないものの、このスキルのおかげでカード性能は非常に高い。 スキル構成はランサー時の発展形。 「中国武術A+++」自身に無敵貫通付与(1ターン) クリティカル威力アップ(1ターン) 「圏境(極)A-」自身に回避状態付与(1ターン)&スター集中度アップ(1ターン)&スター獲得 「陰陽交差:B」自身の攻撃力アップ(1ターン)&攻撃力アップ(3ターン)&弱体無効状態付与(1ターン) 殆どの効果は1ターンしか持続せず、チャージターンも長い。 その代わり強化倍率がかなり高く、特に「中国武術」のクリティカル威力アップは同系統のスキルではトップクラスの性能を誇る。 また、「圏境」にスター獲得効果が追加されたため、ある程度クリティカルを自力で誘発出来るのもポイント。 宝具『无二打』は防御力ダウン付与+敵単体にArts攻撃(確率で即死)。 防御デバフと「老練」により素でも威力が高く、「陰陽交差」と併せれば威力は更に伸びる。殺しのプロなだけあってか、何気に宝具単体かつOC1での即死確率は式と山の翁に並んでトップタイであり、宝具強化すると全サーヴァント中トップになる。といっても即死自体あんまり役に立たないのでオマケ程度の効果である。 この宝具の真の恐ろしさは威力ではなくその「連射性」の高さ。 書文が持つ2枚のArtsは「老練」の効果によりNP獲得量にも常にブーストがかかっているため、Artsカードを切っていくだけでNPがガンガン溜まっていく。 この宝具自体は1hitしかしないためNPをそこまで回収できる訳ではないが、A始動ボーナスはしっかり乗るので宝具AAクリティカルと繋ぐと撃った直後に即フルチャージまで持っていける。 ステータスこそ恵まれていないが、それを補って余りある強力な自己強化スキルと単体宝具を持つ、アサシン最強クラスの超高火力アタッカー。 とにかくスキル発動時のクリティカル威力が凄まじく、「中国武術」と「陰陽交差」が同時に乗った状態でクリティカルブレイブチェインが決まれば、単独で数十万ダメージを叩き出す事も。 これに加え連発しやすい宝具との二段構えにより、次々と敵を葬っていく様は圧巻。 回避も持っているためボス戦でもある程度耐久可能と、アタッカーとしては非常に完成された性能と言えるだろう。 難点はスキルが火力の要となるため育成が肝要である事、そしてその育成難易度が極めて高い事。 効果が1ターンしか続かないためレベルアップによるチャージターン短縮が重要なのだが、その過程で「凶骨」「万死の毒針」「閑古鈴」といった大量の素材の壁が立ちはだかる。 特に「閑古鈴」は霊基再臨でも結構な数を使う上、入手手段が非常に少なく、急いで育成しようとすれば周回地獄に嵌る事必至。 育て切った時の見返りは大きいので、気長に付き合っていく根気が何より大事となる。 ●余談 FGO初期から多くのサーヴァントのイラストを担当してきたワダアルコ氏だが、意外にも本作においてアサシンをデザインしたのはこの老書文が初。(*3) 彼の実装により、サポート編成全クラスをワダアルコ鯖で埋める事が可能になった。 未熟、未熟。追記・修正が足りんよ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-10-26 22 25 04) アサシン星5として登場希望、セリフかっこよすぎる -- 名無しさん (2015-11-18 00 55 19) 因みにこの人、軽く触れただけで窓ガラス割ったりとかしてたリアルチートの一人 -- 名無しさん (2015-11-18 01 31 16) この人のランサーverかっこよすぎ! -- 名無し (2015-12-10 20 32 42) 娯楽があまりなく、さりとて困窮するほどの時代でもないからか存分に修行に打ち込めたであろうこのあたりの世代の達人はとんでもねえな -- 名無しさん (2015-12-18 22 41 55) なお彼と同格の達人が何人もいる模様。そのうち北斗辺りとコラボでもしろよマジでwww -- 名無しさん (2016-01-16 00 01 42) リセットされたコメントや他の場所で出てるかも知れんけど、この人とギルやオジマンとの戦闘ってどんなのになるか見てみたい -- 名無しさん (2016-01-17 02 30 23) ↑ ギルガメッシュは遠距離戦に持ち込んでバビロンで射撃できるかどうかが全て。ライダーも宝具で戦えば楽勝だけど、皇帝特権をフルに使えば接近戦でも勝機はあるかもしれん -- 名無しさん (2016-01-17 09 51 26) ↑遠距離というが気配消してインファイトに持っていかれたらバビロンじゃ対処不可能じゃね? -- 名無しさん (2016-01-17 10 13 08) 一撃必殺拳打ってくる感知不能の透明人間がいるって事前にわかってればまだやりようが……わかってたとしてどうすればいいんだ? -- 名無しさん (2016-01-30 01 45 51) ↑EXTRA主人公のように罠を張る(面白がってあえて踏んでいたが)、自動迎撃する宝具で対応、バサクレスみたいな命ストックのような死なないor死ににくいもので対応? -- 名無しさん (2016-01-30 11 59 43) このアサシンのパンチくらったらバサクレスでも死ぬんじゃね?鯖の魔術回路も干渉するんだから魔術供給がストップして消耗勝ちすると思うんだけど -- 名無し (2016-02-24 00 19 20) ↑筋力がB止まりだから十二の試練は突破できないだろう。「B以下は効かない」っていうルールを強制する物だから干渉とかそういう問題じゃない -- 名無しさん (2016-02-24 01 39 43) goで出るならランサーで出てほしいな、ランサーとしてのスペックは全く出たことないし -- 名無しさん (2016-03-04 15 34 33) 冬木式ならマスター暗殺が怖いからなあ。ギルの持つ宝具とかじゃないと対応できなさそうだし -- 名無しさん (2016-03-08 09 57 26) ニーハオ!死ね!に吹いた -- 名無しさん (2016-03-12 07 40 38) まさかの若い姿でランサーとしてくるとはね、逆にアサシンが老年のほうでくるのか? -- 名無しさん (2016-03-31 10 31 23) ↑いやぁアサシン先生は若いほうじゃないとEXTRA勢が悲しみそうなきがするwそれこそプロトランサーみたいに若ランサーと別に老ランサー追加!が好ましいかな -- 名無しさん (2016-03-31 13 39 53) ↑真偽は不明だが解析ではアサシンの方が老年らしいがさてどうなるやら -- 名無しさん (2016-03-31 13 48 32) 気付かれないまま初撃必殺するので、普通は挨拶すら成立しない。ニーハオって言った頃には!実際に相手を殺っちまって、もうすでに終わってるからだッ! -- 名無しさん (2016-03-31 15 16 07) fgoでついに出てきたが……若いランサーってえ?てなったわ。 -- 名無しさん (2016-04-01 22 03 27) これもしかして帝都聖杯奇譚のサーヴァントは実装は考えられてないって事かな? -- 名無しさん (2016-04-01 22 12 08) まさかのランサーしかもextraの容姿で登場とは驚いたが零基再臨がイカスのでこれも良し。 -- 名無しさん (2016-04-02 01 01 57) 分かってはいたがマジで化け物だな、この人。神秘の補正をほとんど受けられない近代の英霊でありながら一つの伝承における主人公という最高レベルの神秘と戦闘力を合わせ持つ大英雄に真っ向からのステゴロで勝っちゃうんだもん。しかもアサシンじゃなくランサーで。 -- 名無しさん (2016-04-02 01 44 07) ランサーだと武術が宝具なので八極拳と槍術両方使える状態って考えると本当にやばいな「槍をはじいた!これなら!」ってなったら八極拳だぜw -- 名無しさん (2016-04-02 09 37 40) 「二の打ち要らず」有名すぎぃ! -- 名無しさん (2016-04-02 23 14 57) ↑3しかも、ステゴロで怪物ブチのめした逸話持ってる人相手だからな・・・ 拳法家こええ -- 名無しさん (2016-04-03 22 11 47) ↑も・・・もしかしたら巌窟王とかアンリとかアンデルセンみたいに逸話からのイメージで強化されてるかもしれんからw -- 名無しさん (2016-04-04 08 20 34) ベオウルフに勝てたのは得意分野の差じゃないかな。この人は生前から格闘技を極め対人戦闘に特化してるのに対しベオウルフが素手で倒すのが得意?なのは所謂化け物の類。対人と対怪物だと素手でも求められるものが違うんじゃないかな -- 名無しさん (2016-04-04 10 49 27) 无二打が3hitなことにツッコミ受けててかなしい。めっちゃ忠実に作られてるのに -- 名無しさん (2016-04-04 20 59 59) 唐突の槍兵全盛期版登場は意表を突かれたけど師匠に決闘を申し込む、べオウルフと拳で語り勝利とさすがの活躍だった、このままEXTELLA参戦来ないかな、でもそれだと中国つながりでまんま無双だな。 -- 名無しさん (2016-04-08 02 18 54) 李先生 -- 名無しさん (2016-04-13 18 54 45) 李先生なんかグダーズにクンフー教えてるんじゃが。 -- 名無しさん (2016-04-13 18 55 32) やっぱランサー書文は老人で来てほしかったわ。それが無理だったらエルメロイ孔明みたいに再臨で年代が変わるとかやってほしかったわ。 -- 名無しさん (2016-04-13 18 57 56) GOでも帝都でもランサーで普通に猛虎使ってるのは素手の技術系の宝具ならではだと思った -- 名無しさん (2016-04-15 19 45 42) 基本性能変わらず拳術の宝具も使えて槍も持ち込めるのがランサーだったら、ぶっちゃけアサシンで呼ぶ意味全くないよね。本人も槍の方が好きそうだし -- 名無しさん (2016-04-15 20 35 52) 圏境のランク下がってるから透明化は出来ないんじゃね -- 名無しさん (2016-04-15 20 41 55) ↑代わりにもっとも得意な槍術と絶招とかいうスキルと対魔力もつくんだろ?圏境Bがどの程度のコトできるかよくわからんけどその時点で暗殺者と槍兵の二重召喚的な性能ってことじゃね?お釣りがめっちゃきそう -- 名無しさん (2016-04-15 20 53 41) 絶招ってあれ対門宝具猛虎硬爬山の事だろ多分。圏境に関しては好戦的すぎる性格面に問題あるんじゃないかな。5章でもスカサハvs兄貴の戦闘観戦してるしな。つかどうやって師匠について来た -- 名無しさん (2016-04-16 23 18 45) 「まず問題解決させてから殴り合おうぜ!」と実に空気読んだ発言でした。バトルジャンキーの見本です -- 名無しさん (2016-04-23 22 14 35) ベオウルフを倒したこの人も強いけど、拳術の達人相手に適当に殴るだけで勝負になるベオウルフも大概化け物だと思う -- 名無しさん (2016-05-18 07 45 54) 正直贔屓が過ぎていて、逆に滑稽に思えてくるほどの活躍。ベオウルフに殴り勝とかは書文本人や家族が知ったら苦笑いしそうだな -- 名無しさん (2016-05-18 08 03 24) 槍の若書文も格好良いことにファンは気づいてほしい -- 名無しさん (2016-05-25 23 11 16) 近代の極めた武は大英雄にすら通ずる -- 名無しさん (2016-05-30 01 53 30) ↑3EXTRAでもネロ・タマモ(無銘もだが未来の英霊なので除外)を不意打ちとはいえただの一撃で気を狂わせ消滅の危機に追い込んでいることを忘れてはいけない、セイヴァー(本編では使わなかったが)とかもそうだけど近代の英霊の武術馬鹿にできん・・・ -- 名無しさん (2016-05-30 09 37 19) そもそも透明化どうにかしない限り兄貴でさえ苦戦する評価だったし -- 名無しさん (2016-05-30 21 08 02) タイマンでは書文が勝ったけど化物退治対決とかやらせたらきっとベオウルフが勝つんだろうな。ベオウルフが人間だから対人のために技を極めた書文に軍配が上がったというだけであの2人に優劣はないと思う。 -- 名無しさん (2016-06-17 17 08 22) 槍李書文の宝具が、攔拿扎(ランナーチャー)とか「神槍之名是真実(神槍の名は真実だ)」とか、いかにも「拳児」大好き菌糸類…… -- 名無しさん (2016-06-22 22 11 38) 三蔵イベのおかげで人気が出て嬉しい -- 名無しさん (2016-07-20 21 26 20) この人も大概だが、沙悟浄も大概の強者だったでござる。西遊記の三蔵一行が化物ぞろいと言う... -- 名無しさん (2016-08-01 15 07 28) エクステラ参戦くるか...... -- 名無しさん (2016-08-27 20 21 30) ↑ ごめん、公式見てきた! 先生がいたよー!! -- 名無しさん (2016-08-27 20 31 24) ↑3化物を連れずに経典持ち帰ったリアル三蔵法師マジなんなん -- 名無しさん (2016-08-27 21 00 18) スピードタイプかと思ってたけどスーパーパワータイプだったエクステラ。まあ八極は爆発だから仕方がないね! -- 名無しさん (2016-11-28 15 10 36) バグで樹の上に出現して走る続け、叩き落としたら幹の中でひたすら走り続けてる姿に乾いた笑いが。バグ多い。 -- 名無しさん (2016-12-06 00 11 25) 本国の人から見たら型月での持ち上げっぷりは意味不明レベルらしいな。まあかなりきのこの個人的趣味が反映されたキャラ付けなのは確かだけど -- 名無しさん (2016-12-29 22 09 04) マジでアサシンバージョンを☆5で来ないかな……この際、設定に反して老人状態でも良いわ。☆5恒常アサシンがジャックだけの状況を何とかしてほしい。 -- 名無しさん (2017-01-11 02 06 38) 異国の伝承上の人物より、呂布と同じ土俵に上げられてる事の方が本人とっては衝撃だろう。中国鯖との絡みもっと見たいわ。 -- 名無しさん (2017-03-14 22 11 12) ずっと神槍无ニ打が3Hitなのが引っ掛かってたけど、あれって実は一発一発が即死する威力の一撃を三連発してオーバーキルしてるんじゃなかろうか…。 -- 名無しさん (2017-03-14 23 06 48) この人の漢字の笑い方好き -- 名無しさん (2017-03-14 23 08 32) し、書文先生若い頃劇団員だったのか・・・・。 -- 名無しさん (2017-04-17 01 54 24) 勇次郎張りの強さに独歩みたいな性格の烈海王 -- 名無しさん (2017-05-25 18 02 09) ぶっちゃけ書文先生槍で戦うより素手のが強いと思う -- 名無しさん (2017-06-15 21 32 10) ↑ところがぎっちょん、八極拳って槍術の前段階なんよ。だから槍持ってる書文センセの方が戦闘力は上じゃないかな -- 名無しさん (2017-12-28 16 50 56) ↑6あれ実は攻撃してるのは最後の1hitだけでその前の2発は防御こじ開けるための牽制なんやで。ただその牽制ですら当たれば必殺だったということこそが二の打ち要らずの基なわけで。 -- 名無しさん (2018-02-21 09 20 25) ……なんであんな卵頭のおっさん(史実)が、こんな渋くてかっこいい姿に(苦笑 -- 名無しさん (2018-05-01 11 38 24) やはり、自分としては、八神が思い浮かんでしまう。中の人だけにw -- 名無しさん (2018-06-22 09 05 08) まさか老李書文出るとは…ワンチャン実装ありうるか?モーションも作ってあるし -- 名無しさん (2018-11-29 15 11 25) ↑いくら何でも生身で強すぎィ!とか思ってたが正体を知って納得したよ。そら強いわ -- 名無しさん (2018-11-29 15 33 22) 老書文先生の無敵貫通宝具やクリティカルで「撒き死ねぃ!」されたユーザー続出。まさかの6章ガヴェイン枠だったとは… -- 名無しさん (2018-12-02 23 44 49) 韓信16体戦でボコボコにされ次の衛士長にもボコボコにされた -- 名無しさん (2018-12-08 07 34 35) チートにチートを塗り固めたチートだったでござるの巻 -- 名無しさん (2018-12-08 08 40 59) 次出るなら来年の帝都イベでワンチャンある…? -- 名無しさん (2018-12-08 13 41 45) 人類最強に人類最高の軍師はアカンって…… -- 名無しさん (2018-12-11 19 15 40) 真祖(?)を悶絶させる按摩師 -- 名無しさん (2019-01-10 16 34 17) この人って項羽と同じく、縁があるのは異聞帯の方だからそちらと同じ外見してるけど、ぐだぐだメンバーのリアクション的に中身は帝都聖杯奇譚でカレンが連れてたランサーって事でいいの? -- 名無しさん (2019-01-16 02 34 12) スキルと宝具が強すぎる。 -- 名無しさん (2022-07-20 07 47 53) 帝都で激突!「魔拳士」VS「鬼武蔵」 目も眩むプラチナカードの対決が観れるのが聖杯戦争の凄いところ。 -- 名無しさん (2023-07-27 19 25 52) 名前 コメント
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◇◇◇◇ ―――――――私/お前は、何色だ。 ◇◇◇◇ 深夜、とあるマンションの一室。 複数の部屋に加え、リビングやキッチン等の整った快適な環境。 それなりの裕福さを感じさせる内装だ。 そんな一室の、月明かりの射すリビングにて。 テーブルを前に置かれた椅子に、黒いスーツを身に纏う女性が腰掛けていた。 顔を俯かせており、その表情は僅かな影を落としている。 公安局刑事課一係所属の監視官。 それが彼女の本来の肩書き。 『霜月美佳』は、マスターとしてこの冬木の地に召還されていた。 「腹括ったかよ、相棒」 「…………」 唐突に美佳の耳に入ってくる低い声。 そこにいなかったはずの男が、魔力の気配と共に姿を現す。 威圧的なヘルメットの仮面。スパイクの付いた衣服。屈強な体格。 一目で理解出来る程に異様極まりない外見だ。 この男こそが古今東西の英霊の化身、サーヴァント。 霜月美佳が召還した従者―――――アサシン“暗殺者”。 秩序の狗、霜月美佳。 混沌の狂犬、アサシン。 本来組む筈のない相容れぬ存在同士が、聖杯戦争における主従となったのだ。 「今でも、夢じゃないかって疑ってる」 「だろうな。だが、あるんだよ。万物の願望を叶える奇跡の器ってのは」 「…でしょうね」 ぽつりとぼやく美佳。 一体どこから自分の歯車は狂ったのだろう。 監視官としての素質を見出された時からか。 一係に配属された時からか。 東金財閥の秘密を探ってしまった時からか。 兎に角、自分は取り返しのつかない過ちを犯してしまったのだ。 その結果、何の罪もない常守監視官の祖母が死んだ。 民間人が、自分のせいで犠牲になった。 そして。 自分の色相が、濁り始めた。 「私は、やり直したい」 故に彼女は願った。 己が黒に染まらない為に、無意識に祈った。 奇跡の願望器に縋った。 それが彼女が冬木に召還されるきっかけ。 「ククク……同感だよ相棒。俺もおまえと同じさ。 行く道を間違えて、クソッタレな人生へと転げ落ちちまった」 仮面の下で不気味な笑みを浮かべる男。 それをよそに、美佳はテーブルの上に置かれる拳銃に似た装置へと目を向ける。 携帯型心理診断鎮圧執行システム――――――通称ドミネーター。 美佳の監視官としての唯一の武装。 この冬木に召還される際、そのまま持ち込んできたものである。 シビュラシステムと接続し、対象の犯罪係数を計測する装置。 潜在犯と認定された者を排除する為の処刑器具。 社会不適合者に対する、究極にして無二の武器。 (ドミネーターは、使えない) だが、この世界を統制するのはヒトだ。 シビュラシステムの存在しない社会において、ドミネーターは無用の長物でしかない。 シビュラに接続出来ない以上、ドミネーターは機能しない。 執行どころか、色相の判定さえも出来ないただの置物に成り下がっている。 つまり、今の美佳は丸腰も同然だ。 「だが、まぁ…丸腰じゃ心許ねぇ。喜べよ、俺様からのプレゼントだ」 そんな美佳の現状を察してか、アサシンはのらりくらりとした態度でそう言い。 テーブルの上に『あるモノ』を置く。 それを目にして―――――――美佳は顔を引き攣らせた。 「もしもの時はこいつを使いやがれ。使い方くれぇ解るよな? ぶっ殺すのか、ぶっ殺さねえのか、それを決めんのはおまえだ」 それはアサシンが持ち込んできた複数の弾丸、そして一丁のショットガン。 今や目にすることも稀な、実弾を用いる銃。 法による執行ではない、意思による殺人の為の兵器。 美佳の心中に言い知れない不快感と嫌悪感が押し寄せる。 「肝っ玉の小せえ女だな、オイ」 美佳の表情に気付いてか、アサシンが呆れたように呟く。 従者でありながら口答えをする男に対し、僅かに睨むような視線を返した。 内心、美佳に現状への恐怖が無いかと言えば嘘になる。 むしろ胸の内では不安と焦燥が渦巻いているのだ。 聖杯戦争―――――――つまり、たった一つの戦利品を賭けた殺し合い。 勝ち残れば、自分はやり直せる。 あの過ちをリセット出来る。 黒く染まりつつある色をクリアに出来る。 だが、勝ち残った果てに自分は正気を保てるのか。 屍の山を踏み越えた末に、己の色相を守れるのか。 本当に、全てをやり直せるのか。 いや、それこそ聖杯の力で――――――― 「もたもたして全部失っちまった時にゃもうおしまいなんだよ。解るか、おい?」 そんな美佳の不安を突くように、アサシンが言葉を投げかける。 身を屈め、俯く美佳の表情をヘルメットに覆われたアサシンの顔が覗き込む。 そして、アサシンはにやりと醜悪な笑みを浮かべた。 「ビクビクしてんじゃねえ、とっととドス黒く染まっちまえよ。 そうすりゃ何奪ったって楽になれる。何を踏み躙ったって心が痛まなくなる」 びくりと美佳の身体が震える。 耳元でそう囁く男の言葉は、余りにも淀んでいた。 美佳の心中で、疑心が確信へと変わる。 こいつは、濁り切った――――――『漆黒』だ。 自らの従者への嫌悪感が押し寄せ、彼をキッと睨む。 対するアサシンは顔を遠ざけ、のらりくらりとした態度で笑みを浮かべるのみ。 そんな彼を前にし、美佳は苛立ちと疑念を募らせるばかり。 何でこんな男が自分のサーヴァントになったのか。 自分を守る為に聖杯へと縋ったのに、何故ここまで来て追い詰められなければならないのか。 いいや、むしろ。 これが道を誤った私への罰なのだろうか。 兎に角、今言い切れることは二つ。 自らが犯した過ちを取り消す為に、聖杯戦争に勝ち残らなければならない。 そして―――――――― (……絶対に、濁るもんか) 霜月美佳は、決意するように心中で呟いた。 ◇◇◇◇ (アンナ) 仮面の下の醜悪な素顔。 その更なる深層の心中にて、アサシンは静かに呟く。 『助けてくれぇぇアンナあ~~~~あ~~~~~~………お願いだぁ 教えてくれよォオォオしえてぇぇ………オレは……』 瞳を閉じ、脳裏に浮かぶのは―――――頭部を押さえながら喚き散らす哀れな男の姿。 それは生前のアサシンの最期。 自嘲してしまいたくなる程に無様な、一人の悪党の末路。 『オレは……いつ……ドコで……!間違えたんだァああぁあ!!!!!!!』 回想の中で、男は醜く慟哭する。 こんな死に際に、ようやく全てを悟ってしまったのだ。 自分はどこで間違えたのか。 何故あんな運命を辿ってしまったのか。 答えは既に出ている。 (ああ、やってやるよ。何が何でも勝ち残ってやる。 アンナを捨てちまった過去をやり直す為なら、俺はどんな卑怯な手でも使ってやる) 自分の支えとなってくれた、たった一人の少女。 自分を認めてくれた、唯一人の存在。 アンナを失ってしまった。 アンナを捨ててしまった。 それが自分の運命を、完全に変えてしまった。 故に彼は、それをやり直す為に戦うのだ。 (だからよ、せいぜい期待を裏切るなよ相棒? おまえは黒く染まりゃいい。勝つ為に悪魔になりゃいいんだ) 仮面の下で浮かべるのは、悪魔の笑み。 これが純粋な努力家だった者の末路。 透明な白だった少年は、憎悪と嫉妬、喪失の果てに漆黒へと染まった。 今のアサシンは文字通り悪鬼と化していた。 彼は自らのマスターにもそれを求める。 どんな手を使ってでも勝てばいい。 マスターも勝利の為にそうするべきだ、と。 彼は聖杯を求める。 全てをやり直す為に奇跡へと縋る。 決して手段は選ばない。 どんな卑劣な手を用いてでも、高みへと上ってみせる。 そしてクズの連中共に思い知らせてやる。 今は、悪魔が微笑む時代なのだということを。 (聖杯を手にするのは、このジャギ様だ) ――――――――――極悪の華が、咲く。 【クラス】 アサシン 【真名】 ジャギ@極悪ノ華 北斗の拳ジャギ外伝 【ステータス】 筋力B 耐久D 敏捷C 魔力D 幸運E 宝具C+ 【属性】 混沌・悪 【クラス別スキル】 気配遮断:D+ サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 自らが攻撃体勢に入ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 ただしジャギの場合、闇討ちを仕掛ける際に限りランクが低下しない。 【保有スキル】 北斗神拳:C 千八百年に渡って受け継がれている一子相伝の暗殺拳。このランクは一定の技術を備えていることを示す。 矢などの飛び道具や様々な武器に対する返し技、ある程度の自然治癒なども備えている。 サーヴァントが秘孔を突かれた際、秘孔を解く技術が無ければ判定は対魔力によって決まる。 ジャギは伝承者候補だったものの、その技量においては稀代の才を持つ兄弟達に大きく水を開けられていた。 更に武器の使用さえ厭わぬ卑劣な戦法によって拳を歪めており、暗殺拳としての格を下げている。 欺瞞の梟雄:E- 憎悪する弟に成り済まし、悪評を広めた逸話が元になったスキル。 自らの胸の七つの傷を見せた者に対し、低確率で真名を誤認させる。 ただしジャギの真名を知った者には一切の効果を発揮しない。 カリスマ:E 軍団を指揮する才能。 賊徒や無法者の統率に長ける程度の能力。 【宝具】 「北斗羅漢撃」 ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:1~3 最大捕捉:1 育ての親にして師父であるリュウケンより伝授された北斗神拳奥義。 両掌を突き出した構えから変幻自在の連続突きを繰り出す。 憎しみや恨みといった負の感情を捨てた者のみ極められる技。 本来はBランク相当の宝具だが、ジャギが負の感情に囚われ外道へと墜ちたことでランクが低下している。 「北斗千手殺」 ランク:E 種別:対軍宝具 レンジ:1~10 最大捕捉:100 ジャギが独自に編み出した奥義。 跳躍しながら相手に無数の突きを放つ。 数十の人間を一瞬で虐殺する程の威力を持つ。 北斗神拳の正当な技ではなく、神秘のランクは極めて低い。 「極悪ノ華」 ランク:C+ 種別:対人宝具 レンジ:- 最大捕捉:- 拳法家としての道を踏み外し、悪逆の外道として突き進んだ生き様の具現。 不意打ちや闇討ち等のあらゆる卑怯な戦法を用いた際、ダメージ判定・命中判定において有利な補正が与えられる。 更にジャギが扱える凶器足り得る道具を「サーヴァントに通用する武器」として使用できる。 例え何ら変哲のない鉄棒だろうと、ガソリンに引火させたマッチの炎だろうと、ジャギが用いることでサーヴァントにダメージを与えることが可能。 ただし宝具にはならず、あくまで低ランクの神秘を帯びた道具へと昇華させるに留まる。 そしてあくまで「ジャギが用いること」が条件。ジャギが用いたものをマスターに譲渡しても効果は発揮しない。 【Weapon】 「含み針」 口の中に仕込んだ針。 威力は低く、専ら不意打ちや急所を狙う攻撃として使用する。 「極悪ノ華」の効果に関係なく、最初から低ランクの神秘を帯びた武器。 【人物背景】 一子相伝の暗殺拳である「北斗神拳」の伝承者候補、北斗四兄弟の三兄。 幼少期に火災で両親を失っていた所をリュウケンに拾われる。 当初は息子として育てられていたが、ジャギ本人の強い要望によって伝承者候補入りを果たす。 伝承者候補として拳法の腕を磨き、修行の最中で暴走族の少女であるアンナとも交流を深める。 しかし兄弟の中では最も素質が低く、実力に於いて弟であるケンシロウにさえ水を開けられることとなる。 自らの実力への劣等感と焦りによって、ジャギは次第に苛烈な性格へと変貌していく。 やがて核戦争が勃発。混乱の最中、暴徒達にアンナを陵辱の末に殺されてしまう。 この一件でジャギの心は完全に悪へと墜ち、更に伝承者争いに敗北した彼の歪みは加速。 賊徒の親玉として祭り上げられ、憎悪するケンシロウの名を騙り暴虐を繰り返す破壊者と化した。 最終的にケンシロウと交戦するも、強敵との死闘の果てに非情さを得ていた彼の前に敗北。 走馬灯の中、「アンナを捨てた」という過ちに気付きながら絶命した。 稀代の才を持つ兄弟と比較するとその能力は大きく劣る。 しかし複数の賊徒を一瞬で虐殺する、独自の北斗神拳奥義を考案し体得する等、拳法家としては既に常人を凌駕する域に至っている。 【サーヴァントとしての願い】 アンナを捨ててしまった過去をやり直す。 【基本戦術・運用】 不意打ちと暗殺狙いが主な戦術となる。 気配遮断スキルのランクがそれほど高くなく、隠密行動は然程得意ではない。 そのため奇襲攻撃による短期決戦が推奨される。 例えそれで仕留められずとも、北斗神拳による体術で直接戦闘を挑むことが出来る。 それなりのステータスに加えて拳法の技量、更に宝具「極悪ノ華」による搦め手などそのポテンシャルは高い。 突出して強力という訳ではないが、白兵戦と奇襲戦法の双方を行える希少なアサシン。 手段を選ばぬ戦術でいかに敵を仕留められるかが鍵。 【方針】 聖杯を勝ち取る為に戦う。決して手段は選ばない。 マスターは可能な限り使う。 【マスター】 霜月 美佳(しもつき みか)@PSYCHO-PASS 2 【マスターとしての願い】 過ちから逃れる為にやり直す。 【weapon】 「ドミネーター」 対象の犯罪係数を計測し、潜在犯と認定された者を執行する機器。 大柄な拳銃のような形状をしている。 尤もシビュラシステムの存在しない冬木では機能せず、無用の長物も同然である。 「ショットガン」 水平二連式のソードオフ・ショットガン。 「極悪ノ華」の効果に関係なく、最初から低ランクの神秘を帯びた武器。 本来はジャギが持ち込んだ武装だが、弾薬と共に霜月美佳に譲渡された。 【能力・技能】 公安局の監視官であり、身体能力や判断力は常人より優れている。 また学生時代から直感が鋭い。 【人物背景】 公安局刑事課一係に所属する監視官。 正義感が強いものの高圧的であり、潜在犯に対しても差別的な視点が多い。 自分の能力に自信を持っている素振りを見せるが、大事に陥った際は自らの責任を回避しようとする傾向が見られる。 公安局のセオリーから外れて捜査する傾向の多い常守朱に強い反発を抱く。 作中で「カムイ」の事件と東金財団の関連性に気付き、禾生局長に調査結果を報告するが 資料に含まれた機密情報に接触してしまったため「シビュラシステム」の真相を知らされてしまう。 以降はシビュラの犬である東金朔夜の指示に従う立場となり、自分が情報を渡したことで朱の祖母が死亡したことに強いショックを受ける。 愕然とする美佳は自らの色相を保つべく、東金を潜在犯として執行しようとしたが…。 【方針】 自分を濁らせる全てを排除する為に戦う。 しかし、心の奥底では僅かに迷いもある。
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よくある質問 【購入前】Q.どんなゲームなの? Q.前作やってなくてもストーリーはわかる? Q.前作との連動要素はありますか? Q.海外版と国内版の違いは? Q.スペシャルエディション版と通常版の違いは? Q.PS3版とXBOX360版の違いは? Q.PSPとの連動って何? Q.難易度は? Q.体験版無いの? Q.オンライン要素は? Q.イベントスキップできる? 【購入後】Q.画面暗い。視点移動やりづらい。/履歴?何それ? Q.フリーランの仕様にイライラする Q.壁登り横ジャンプが上手くできない Q.暗殺したいのにすぐバレる/敵兵を上手く無力化したい Q.サブミッション諦めたい… Q.セーブてどこ? Q.以前達成したシークエンスを選んでも開始されない Q.アウディトーレ邸近くの墓地で外に出ちゃった。 Q.過去に購入した武器を使いたい/武器を落としてしまい、元の武器に戻せない Q.街の復興に援助しても無駄にならない? Q.宝箱探しダリィ Q.羽根と石像とマークの場所を教えて~ Q.な、なにが起こったのか知らないけど、手に入れた羽をちゃんと地図やメモにも書き込んで全ての場所を巡ったのに、ちょっとだけ数が足りないんだぜ…。 Q.シークエンス4が開始されないよ! Q.アウディトーレ邸の入り口近くの宝箱ってどこにある? Q.ヴェネツィアの真ん中のビューポイントに行けねーよ! Q.アルタイルの衣装(防具とは別)に変えたらエツィオ衣装に戻せなくなったよ! Q.洋服は染め直しできる? Q.序盤でものすごく金欠なんですけど…。 Q.群を成して迫り来る吟遊詩人ども…前回の金よこせおばさんよりむかつきます Q.「これは夢か?」の時、塔に登れない Q.カンパニーレ・ディ・サン・マルコに登れない。登り坂使っているのに… Q.隠された真実のムービーではなくて、シンボルの謎解きの課題をもう一度見直したい Q.街で素敵BGMが流れなくなったんだけど…。 【DLC(ダウンロードコンテンツ)について】Q.どういう内容? Q.他に何か追加要素無いの? Q.ぶっちゃけ買い? Q.スペシャルエディション版で、シークエンス11が終わった後最終決戦に行けないのだけど 【クリア後】Q.クリア後の引継ぎは? Q.結局どういう話だったの? Q.発売前にマルチEDといってませんでしたっけ? Q.前作は未プレイだけどクリアした。で、今から前作をやろうと思うんだが。 Q.アサクリ2の舞台・イタリアに行きたい!/気楽にイタリア語を学ぶ方法はありませんか? 【購入前】 Q.どんなゲームなの? プレイヤーは超人的な身体能力を持つ暗殺者となって、ルネッサンス期のイタリアを駆け回る事になります。 多くの方は「暗殺」というとステルスアクションを想像されますが、 敵に発見されてもゲームオーバーになる事は殆どないので、ババーンと飛び出してド派手にぶった切るのも全然OK 上手くなってくると、それこそ本当の意味で「暗殺」が可能になるなど、攻略の自由度の高いゲームです。 ファミ通.comにて、ゲームまでの経緯が実写動画で見られます ttp //www.famitsu.com/game/news/1230178_1124.html またXbox360のビデオマーケットプレイスでも配信されています。 Q.前作やってなくてもストーリーはわかる? ネットで検索して出てくる範囲の情報があれば十分です。 オープニングで前作の一部ダイジェストと、ゲーム中の記事として出来事の一部が解説されている部分もあります。 納得いかないなら要プレイ。 ただし内容は2と比べると「ベータ版かコレ」レベルなのでその点に留意して挑戦してください。 その代わり、1の主人公アルタイルに愛着がわけば2は思い切り楽しめます。 (特に秘密の場所と写本集め) Q.前作との連動要素はありますか? ありません。前作のセーブデータなどあっても引継ぎや特典などは何もありません。 Q.海外版と国内版の違いは? 国内版は日本語音声に対応しており、海外版では予約・限定版等に付属していた特典コードで解除できる要素が全て入っています。 詳しくは こちら 。解除された特典は以下を参照。 +アンロックフューチャー 内容 備考 追加シークレットミッション 海外版の限定版に付属するコードで解除できる、4つの隠しミッション(アウディトーレ家の墓所、テンプル騎士団の基地(2箇所)、メディチ宮)が最初からアンロックされています。それぞれの場所はゲーム中でお探しください。 ※各ミッションに到達できるのは、ゲームをある程度進めてからになります。 ボーナスカラー エツィオの服の色を、「ボーナスカラー」に染め変えることができます。 手順:仕立て屋で、「服を染める」→「ボーナスカラー」の順に選んでください。 ナイフベルトグレードアップ アップグレードを行うと、投げナイフを持てる本数が増えます。なお、ナイフを使用可能になるのは、シークエンス3のメモリーブロック4以降です。 手順:仕立て屋で、「袋類」→「ナイフベルトアップグレード」の順に選んでください。このとき「購入しますか?」と聞かれますが、実際は無料です。 アルタイル 前作の主人公アルタイルの姿で、ゲームをプレイすることができます。 手順:アニムスデスクトップで「インベントリ」→「服装」の順に選び、「アルタイル」を選んで装備を変えてください。 Q.スペシャルエディション版と通常版の違いは? スペシャルエディション版は通常版より安価に加え、有料配信されたDLCが最初から収録されています。 特に拘りがなければ、スペシャルエディション版を買うことをお勧めします。 Q.PS3版とXBOX360版の違いは? PS3版のみPSPで発売される「Assassin s Creed Bloodlines」と連動要素があります。 またスペシャルエディションのPS3版のみ短編映画「アサシンクリード リネージ」と「メイキング映像」が収録されています。 その他の内容はほぼ同一です。 Q.PSPとの連動って何? こちら で確認してください。 Q.難易度は? 難易度選択はありません。 初心者の方には少々厳しいテクニックを要求されますが、アクションに慣れた人にはプレイしやすいでしょう。 自分なりのプレイスタイルを模索できるので、縛りプレイや金にモノを言わせるプレイなど楽しんでください。 Q.体験版無いの? ありません。これはUBISOFTの方針で、いわゆる「箱庭型ゲー」の体験版は1つのワールド1つのストーリーを試遊専用に「作り替える」ことが非常に困難であるためと説明しています。 Q.オンライン要素は? ゲーム内容はオフラインのみ。 ただし、DLCの配信を受けるにはオンラインが必要です。 ネットワークに接続していないユーザーは全てを楽しむ事ができません。 こちら で確認してください。 Q.イベントスキップできる? 残念ながら出来ないようです(?) ただし会話シーンはさほど長くないし、エラー&リトライは殆ど無いのでそこまで気にはならないでしょう。 【購入後】 Q.画面暗い。視点移動やりづらい。/履歴?何それ? オプションを選択すると幸せになれます。 Q.フリーランの仕様にイライラする 慎重に快適に移動したいなら、以下の点に気をつけるだけでずいぶん変わる 高いところから少し下へ普通に降りたいのに、ダイブしてしまうRトリガー/R1ボタンを引いて移動 連続ジャンプの誤爆でイライラする。RT+A/R1+Xでジャンプした瞬間に、ボタンを離すとピタッと着地してくれる。 降りたくなかったのに死のダイブをしてしまうRT/R1のみの走りで移動すると、縁に掛かったとき「おっとと」モーションを取る。 Q.壁登り横ジャンプが上手くできない 1.RT+A/R1+×押しながら壁方向にスティックを入れる 2.一旦スティックから手を離す←重要 3.飛びたい方向にスティックを入れて A/× Q.暗殺したいのにすぐバレる/敵兵を上手く無力化したい まずは敵の行動を見ましょう。他の兵士が見てる前で暗殺などもっての外。 後ろから近づくだけでなく縁の下、頭上、藁のやまなど暗殺ポイントは多数存在します。周りをしっかり調査して比べてみましょう。 アサシンの技はアサシンブレードだけではありません。 投げナイフで遠くから無力化、娼婦や傭兵を雇っておびき寄せる、煙玉で目くらまし、ブレードポイズンで同時討ち、金をばら撒いて餌にする… 同じ戦法に拘ることなく、様々な方法を試してみましょう。挑戦こそが真のアサシンへの第一歩。 Q.サブミッション諦めたい… スタートメニューからメモリーの中断を選べば、受ける前に戻ります。 Q.セーブてどこ? ゲームの終了を選べば良い。ただし、ミッション中の場合は受ける前に戻されてしまう。 Q.以前達成したシークエンスを選んでも開始されない 今作ではリトライ不可能。納得いかないならミッション中に中断するしかない。 なお、秘密の場所などはリトライできる。 Q.アウディトーレ邸近くの墓地で外に出ちゃった。 孔明の罠乙。 トロフィーなどに絡まず、印章集めにも絡まないので安心していい。 スタートメニューの秘密の場所を選ぶとリトライできます Q.過去に購入した武器を使いたい/武器を落としてしまい、元の武器に戻せない アウディトーレ邸の武器展示室に行けばあります。 Q.街の復興に援助しても無駄にならない? それどころか、ものすごい収入源になります。 金がプレイ時間20分ごとに数千から数万単位で増えていきます。 チュートリアルが必ずあるので細かいことはそこで確認。 Q.宝箱探しダリィ 絵画店で宝の地図売ってます。 Q.羽根と石像とマークの場所を教えて~ イベントアイテムは音を頼りに探そう。 アサシンの目で見れば白く光って分かりやすい。 ここに、すべての場所が記されている。 参照 http //mycheats.1up.com/view/superguide/3170852/assassin_s_creed_2/xbox_360 http //achievementhunter.com/games/guides/ac2/index.php ちなみに、トロフィーや隠しアイテムを狙うなら、初回プレイでも羽を拾ったらメモしておく事推奨。 後から集めようと思い立ったとき、中途半端に数が集まっているとなかなか苦労するので注意。glyph=シンボル Q.な、なにが起こったのか知らないけど、手に入れた羽をちゃんと地図やメモにも書き込んで全ての場所を巡ったのに、ちょっとだけ数が足りないんだぜ…。 単純に取りこぼした可能性が高いです。バグの可能性もありますが、まずは取り残しを疑いましょう。 ポーズメニュー⇒DNA⇒羽でおおよそどの地区で取りこぼしたのか知ることが出来ます。 Q.シークエンス4が開始されないよ! 2Fの母親じゃなくて、1Fの妹に話しかけよう。 Q.アウディトーレ邸の入り口近くの宝箱ってどこにある? 井戸を改築(4000G)したら邸宅の向かって右側に井戸が出来てるから潜ってみて。 Q.ヴェネツィアの真ん中のビューポイントに行けねーよ! DNAシークエンス7のMemory-7でダブルジャンプという技を学ばないと行く事は不可能です とりあえず置いといて先に進みましょう Q.アルタイルの衣装(防具とは別)に変えたらエツィオ衣装に戻せなくなったよ! アルタイル衣装を選択しなおせば外す項目が出ます。 Q.洋服は染め直しできる? 可能。ただし上書きされるので、例えば赤⇒青⇒赤と同じ色に戻した場合はやっぱりまたお金を取られます。 Q.序盤でものすごく金欠なんですけど…。 マリオ伯父さんに出会い、街の復興が行えるまでは、何も買わなくていいです。 復興出来るようになったら、それ優先で。 Q.群を成して迫り来る吟遊詩人ども…前回の金よこせおばさんよりむかつきます 吟遊詩人が近づいてきたら、剣を抜くだけで逃げていきますので便利です。 またお金をばらまけば仕事道具のリュートをほっぽりなげて小銭拾いに加わりますので積極的に利用しましょう(一回10g消費)。 一定回数お金をばらまくとトロフィーも取れます。 参考:実際のリュート奏者による十字軍〜ルネサンス期吟遊詩人の曲 http //www.youtube.com/watch?v=dhpf5xPxF1o Q.「これは夢か?」の時、塔に登れない スティックを倒さずにフリーランジャンプ もしくは 横の壁にジャンプして棒に向かって直角ジャンプ Q.カンパニーレ・ディ・サン・マルコに登れない。登り坂使っているのに… 非常に分かりづらいルートがある。 まず塔入り口?のバルコニーに登る 窓を登る 登れなくなったら、右へ。するとなんと移動できる。 後は今までの経験で楽々。 Q.隠された真実のムービーではなくて、シンボルの謎解きの課題をもう一度見直したい データベース→場所で、シンボルがあった場所を表示すると、また見ることができる。ソートを使うとシンボルのある場所だけを表示できるので見直すのが楽。 Q.街で素敵BGMが流れなくなったんだけど…。 一般市民状態(悪い噂0%の状態)でない限り、BGMは全ておどろおどろしいものになります。 その土地々々にゆかりのあるマントを着ることで、悪い噂は広がらなくなります。 (形見のマントを着ているときは、常におどろおどろしいBGMになります) 【DLC(ダウンロードコンテンツ)について】 Q.どういう内容? 本編中で飛ばされたシークエンスがプレイできます。 現在、二つのDLCが有料で配信されています。 また、スペシャルエディション版は最初から同梱されています。 Q.他に何か追加要素無いの? 第一弾DLCはフォルリの北東の灯台にレオナルドの飛行機械が設置されます。 墜落や撃墜されても死にません。その場で(高所で降りた場合は下の地面で)復帰します。 壊れても、灯台に行けば何度でも乗れます。 Q.ぶっちゃけ買い? 通常版の場合は、急ぐ必要は無いけど、気になっているなら是非ともプレイしてください。 Q.スペシャルエディション版で、シークエンス11が終わった後最終決戦に行けないのだけど 修復されたメモリー、つまりDLCにあたるDNAシークエンス12と13を終わらせましょう。 【クリア後】 Q.クリア後の引継ぎは? ありません。 しかし、クリアした後もそのデータを引き続きプレイできますので、各地での 羽集め、宝箱回収などのアイテム収集や、墓所の探索、各種ミッションのトライ、 観光の旅など、いろいろ放浪できます。 但し、基本ストーリーの各シークエンスを選択してリプレイ・リトライはできません。 「飛行機で憲兵を蹴る」というシークエンス限定の実績やトロフィーは、最初からやr(ry。 だが嬉しい事にDLCでレオナルドの飛行機は復活したので、 通常版なら購入する/スペシャルエディションなら問題なくリトライできるようになりました。 Q.結局どういう話だったの? あくまでも三部作中の二作目なので、これで完結ではありません。 疑問点等は こちら へ。 Q.発売前にマルチEDといってませんでしたっけ? 2009年9月の時点ではそういう話もありましたね。 http //www.famitsu.com/game/news/1224837_1124.html 残念ながら今回もEDは1パターンのみです。 Q.前作は未プレイだけどクリアした。で、今から前作をやろうと思うんだが。 アクションゲームとしては未熟なので、それは覚悟しておくこと。 ただし、前作は新シリーズでありながら、世界で500万本売り上げ、次世代機のパワーを 見せつけた傑作ゲーム。実際の歴史をベースにしたSFチックなストーリーも面白く、今後の 話についていくためには、やっておいたほうがよい。 Q.アサクリ2の舞台・イタリアに行きたい!/気楽にイタリア語を学ぶ方法はありませんか? ■観光ガイド 各ステージ観光名所のガイドはこのWikiにある有志作 イタリア観光ガイド をどうぞ ■イタ語入門 白水社 ダリオ・ポニッスィ「ダリオのイタリア語」はいかがでしょう。 http //www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=00381 本職はオペラ役者組合長で演劇・演出学も修めたポニッスィ氏によるテキストとCDは、マリオ伯父さんのように「俺だよ!マリオだよ!」と叫んだり「はぁ?」「あーはー!また写本を見つけてきたんですね?素晴らしい!!」とはしゃぐレオナルドのテンションがそのままCD語学書になっているといっても間違いないでしょう。勉強という強迫観念なしにあれよあれよと基礎知識が身に付く事うけあいです(マジレスすると、ロマンス語系言語のなかでも初心者キラー度の高いイタ語不規則動詞活用変化をラップや替え歌でさらりと覚えられる本は他にありません)。 またエツィオがヴィラ・アウディトーレ復興のために買い集めた絵画の殆どが挿し絵代わりに収録されているのもポイントです。 まじめなテキストでイタリア語を学びたい方は… NHKラジオ語学講座「まいにちイタリア語」6ヶ月コースをどうぞ。 煙草一箱ぶんの小遣いで一ヶ月分のテキストが買えますよ。 http //www.nhk.or.jp/gogaku/italian/kouza/ 慣れてきたらアサシンクリード2日本語版を「イタリア語音声」に切り替えてプレイしてみましょう。UBIのマルチ言語ローカライズは非常に良くできており、イタリア語音声はその質・文法・声優(スペイン・イタリア語バージョンはプロのラジオドラマ声優を起用)ともにイタリア語初級者〜中級者向け教材として一押しです。 アサシンクリード1のアルタイル達アサシン教団が話す言語は、史実の教団が砦を構えていたアラビア語・シリア方言(アーンミーヤ)かもしれません。100円ショップのダイソーが販売している旅行会話集<アラブ・中東語圏>別売CD(各105円)や、講談社新書「はじめてのアラビア語」(絶版、ブックオフでは105円コーナーの常連)で触れてみるとよいでしょう。 質問用フォーム 過去の質問と回答は こちら wikiがスマホで見れない・・・ - 名無しさん 2012-07-23 12 05 27 まさかシークエンス14もリプレイできんとはな、残念だ - 名無しさん 2012-08-16 20 47 22 エツィオサーガとセーブデータ共有は可能なんでしょうか? - 名無しさん 2012-09-03 19 31 47 俺のは初回版のデータだけど不可能だった。スペシャル版ならどうなんだろうね。 - 名無しさん 2012-09-08 08 59 47 質問した者です - 名無しさん 2012-09-09 20 27 15 間違って投稿しちゃった… - 名無しさん 2012-09-09 20 27 59 私はスペシャル版のセーブデータを持ってましたが、それもダメでした。 - 名無しさん 2012-09-09 21 39 27 ブラザーフッドなら使えたけどね。まぁ、おさらいって事で最初からやってるけども。w - 名無しさん 2012-09-10 04 26 42 気のせいかもしれないけど、エツィオ・サーガで、ヴェネツィアヴィジタツィオーネ地下のアサシン墓地の巨大タコイベントが起きないんですけど。自分だけ?見逃した? - 名無しさん 2012-09-23 21 17 48 俺もだ。仕方なく動画みて我慢したわw - 名無しさん 2012-10-08 17 22 20 蛸イベントどこで見れるの? - 名無しさん 2012-11-06 02 07 37 アウディトーレ家の墓からでれない - 名無しさん 2013-07-30 22 34 12 写本の断片29集めたけど最後の1つが見つからない・・・ - 名無しさん 2013-09-09 13 16 42 ローマの場所のデータベース埋まらない・・・エントリー無しが2つあるんだが;; - 名無しさん 2013-12-01 20 12 31 ウェルカムパックだがデータベースは全部◇が◆にならないの?羽とか宝箱は◆になってるけどミッション系は全部終わっても◆にならない…仕様? - 名無しさん 2014-10-19 01 47 36 ヴェネツィアとかにあるお金入手できる光る船全部取りたいんですけど掲載してる所ありますか? - 名無しさん 2014-10-19 01 58 51 一度もスリ被害にあってないからワザとスられてみたらそれを見てた番兵が全力で追いかけてくれて胸熱、までは良かったのですがそのままぶらぶら歩いてたら急にお金が返ってきました。あれはスリが死んだから番兵経由?で返ってきたって事でいいのでしょうか?主人公が手出ししなくても返ってくるものなんですか? - 名無しさん 2016-02-11 23 59 43 名前
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首藤涼&アサシン ◆BATn1hMhn2 どこにでもあるような極普通の教室は、どこにでもいるような極普通の生徒たちの声に満ちていた。 昨日見たテレビに出演していた男性アイドルが格好良かっただとか、今週末までに提出しなければならない課題が終わりそうにないだとか。 周りの人間にしてみれば他愛のない、しかし本人たちにとっては何よりも重要な悲喜こもごもが、教室のあちらこちらから聞こえてくる。 この瞬間、確かに彼らは共有していた。口にするのも小っ恥ずかしい――皆が言うところの、青春という時間を。 だが――その中に、周囲の姦しさから切り離され、一人異彩を放つ少女の姿があった。 色素の薄い髪色が見る者の目を引くその少女は、詰将棋の問題が載った雑誌をただ眺めているだけだというのに、他の生徒たちとは一線を画すほどの存在感を持っている。 白髪の間から覗かせる怜悧な瞳の中には知性の光が満ちており、佇まい一つ取っても高貴な出自を連想させる、その少女の名は、首藤涼という。 黙々と詰めまでの手順を模索する涼の耳朶を打ったのは、彼女から少しばかり離れたところで笑い合っていた少女たちの会話だった。 教室に溢れている無数の会話の中から、それが涼の耳に届いたのは何故だったのか―― ともすれば教室の喧騒に紛れて消えてしまいそうな、少しトーンを落とした声は、こう言った。 「……そういえば、『死神』の噂って知ってる?」 ――ん? と、涼は談笑を続けるクラスメイトたちへと顔を向けた。 しかし、涼の視線が自分たちに向けられていることに気づいた途端、級友の少女たちはバツが悪そうに更に声を小さくする。 (……そう怖がらずともよかろうにのう。いくらワシといえども、あからさまにそんな態度を取られると傷つくというに) ふぅ、と小さな息をついたが、涼の中には既に諦めに似た感情もあった。 その諦めは苦笑となって涼の表情に現れる。 クラスメイトといっても、彼女たちと涼の関係は、そう深いものではない。 涼はつい先日、このクラスに転入してきたばかりの身だからだ。 些かばかり浮世離れした涼の物腰が年頃の女子学生たちには奇異なものに見えたのか、未だに親しくなった人物もいない。 ……いや、一人だけ、友人とまではいかないが、友好的な関係を築けている人物がいたことを思い出す。 教室の異分子として周囲から完全に浮いてしまった涼に対して、今でも朝と夕の挨拶だけは欠かさない隣の席の少女がそれだ。 部活動もやっていないようなのに、小柄な身体に似つかわしくない大きなスポーツバッグをいつも肩にかけている姿が印象的だった。 といっても、たとえ友人の一人すら出来なかったとしても涼は大して気にはしなかっただろう。 なんせ、涼がこの学校に転入してきたのは、とある目的を果たすためなのだから。 その目的とは―――― ………………? 「う、ううう――?」 首藤涼は、背中に冷たいものが走るのを感じていた。 思い出せないのだ。自分がどうしてこの学校へとやってきたのか。 こんなところで学生の真似事をしているのは、いったい何のためだったのか。 重く冷たい扉が、その記憶に繋がるはずの道を塞いでしまっている。 直感した。この記憶の欠落を埋め直すためには、固く閉ざされた記憶の扉を開く鍵が必要なのだと。 (鍵は――どこにある――――?) 胸の内の不安が外に溢れ出ようとするのを感じながら、それでもそれをおくびにも出さず、涼は思案する。 そもそも、涼は今の今まで一度も自分の目的と行動について疑問を持つことがなかった。 それについて考えようとすることさえなく、流されるように学生の真似事をして、無為な時間を過ごしてきたわけだ。 今はそのことに気付いた分だけ、鍵に一歩近づいていると言えるだろう。 思い出さなければならない。その一歩のきっかけが、いったい何だったのかを。 必死に思考を巡らす涼の耳に、またも級友の声が聞こえてくる。 話を進めるうちに興が乗ってきたのか、先ほど落としたはずの声量が、再び上がってきていた。 会話の全容までは聞こえない。だが、言葉の端々に登場する不穏なその単語が、涼の中の何かに、触れた。 「それで、その『死神』がね――」 死神――その単語を聞いた瞬間、涼の心臓がどくんと大きく鼓動した。 逸る気持ちを抑えながら、涼は死神の噂をする少女たちのところへと歩を進める。 涼の接近に気付いた少女たちは、あからさまに身を固くした。 「な、何か用ですか……?」 「そう縮こまらずともよい。ワシはただ、今話していた噂とやらを聞きたいだけじゃ」 少女たちは顔を見合わせ、涼に秘密の噂話を聞かせてもいいものか、目配せだけで相談する。 誰それが誰のことを好きだとか、そういう身近な、身内以外には絶対に聞かせたくない話の類でもない。 死神だなんて非常識もいいところの与太話ならば、別に話してしまっても問題ないだろう――そう判断した少女たちは、涼が会話の一員となることを承諾した。 曰く――死神は、実在する。 おとぎ話にあるような、ドクロが大鎌を持ったようなテンプレートな存在ではないという。 だが、年齢も性別も不明なのだ。なぜならソイツは死神だから。見たものに死を運ぶ存在だから。 ここまでならば非常に陳腐な話だ。 古来よりその手の怪談は両の手足指を全て使っても数えきれないほど伝わってきている。 先ほど感じた予感めいたものは気のせいだったのかと涼が落胆しかけたとき――だけど、と、少女は言葉を継いだ。 「その死神は、誰でも殺すっていうわけじゃないの」 「ほう? ならば、その死神はいったいどんな人間を殺すというのかのう?」 「死神が殺すのはね――『人生で、一番美しい瞬間を生きている人』なの」 その言葉を聞いた瞬間。涼の心の奥底に気泡のような何かが生まれ、たちまちのうちにそれはぼこりと浮き上がった。 浮かび上がったそれは――涼の記憶を阻害していた扉を、一瞬の内に壊してしまう。 涼が扉の向こう側へ行くまでもなく、閉じ込められていた記憶は堰を切ったように溢れだしてくる。 「……すまんの、急用を思い出した」 「え、あ……! 首藤さん、もう次の授業始まっちゃうよ」 少女たちの呼びかけも虚しく、首藤涼は振り向くことさえせずに教室を出て行った。 残された少女たちは難しい顔をしながら、 「……私たち、もしかしてなんかマズいこと言っちゃった?」 「うーん、やっぱり首藤さん難しいわー」 「……あれれ、いなくなったの、首藤さんだけじゃないみたいよ」 少女が指差したのは、首藤涼の隣の席。 ロッカー棚を見てみれば、彼女の代名詞といっても過言ではない身の丈に合わない大きなスポーツバッグ――確かメーカーはスポルディングだったか――も、なくなっている。 「うん? もしかして……二人で秘密の逢引きってやつ?」 「確かに首藤さん、すっごい美形だからねぇ……そういうの似合うかも」 きゃー! と、嬌声を上げる少女たち。 当の本人たちがいないのをいいことに、あれやこれやと耽美な空想を口にしてはきゃっきゃとはしゃいでいる。 「そういえばさ、首藤さんに大事なところ言い忘れちゃったなぁ」 「なになに?」 「いったい誰が呼び始めたのか、どうしてそうなったのかは知らないんだけど――死神にはね、名前があるの」 その死神の名前はね―― そのとき、少女の声をかき消すように校舎中にチャイムの音が響いた。 殆ど同時に教室に入ってきた教師が、授業開始の号令を指示する。 教室からいなくなった二人の少女のことを気にする者は、誰もいなくなっていた。 ◇ びゅうびゅうと、心地の良い風が吹いていた。 校舎の屋上の柵にもたれかかった首藤涼は、現界した己のサーヴァント――アサシンへと言葉を放つ。 「どうやら、随分とギリギリだったようじゃのう」 もしもあと一日でも記憶を取り戻すのが遅れていれば、首藤涼の記憶は永遠に埋没したまま、NPCとして一生涯を過ごしていただろう。 ここまで遅れを見せてしまったのは、涼が聖杯に祈る願いが他のマスターのそれと比べて希薄だったことも一因であるのかもしれない。 元々、自発的に聖杯を望んだわけではなかった。たまたま手に入れた欠片が、涼のかねてからの願いに反応した、いわば巻き込まれた形での参加だからだ。 だが――その過程がどうであったとしても、マスターとして目覚めた以上は首藤涼と他のマスターの立場には何の違いもない。 「よろしくお願いするよ、マスター」 アサシンはぶかぶかの黒いマントをたなびかせ、筒のような奇妙な帽子をかぶっていた。 これから聖杯戦争という死地へ赴くというのに、男なのか女なのか分からない中性的な声音からは何の気負いも感じられない。 もっとも、気負いが感じられないのはマスターのほうも同じだった。 「随分とのんびりとしているようだけれど、マスターの願いはいったい何なのかな? やる気はあるのかい?」 アサシンは随分と奇妙な表情をしながら、涼へと質問を投げかける。 涼は、ふふと小さく笑って、 「――黒薔薇の花言葉を知っておるか?」 アサシンは沈黙をもって答えとした。 「黒薔薇の花言葉は――『彼に永遠の死を』」 「殺して欲しい人がいるのかい?」 「他力本願は極力しない主義での。殺したい相手がいるなら、誰かの手を借りずとも自分でやるとも。 こう見えて、本職は学生ではなく暗殺者じゃ」 「ひゅう、美少女暗殺者だったのか」 「うむ、美をつけてくれるあたり分かっとるのう」 アサシンの見え見えの世辞に気を良くしたのか、涼は破顔した。 だが、その表情はすぐに物憂げなものに変わる。 「ワシが求めているのはな――ワシ自身の死じゃ」 涼はそこで言葉を切ると、一拍置いてから改めてアサシンへ質問を投げかけた。 「ワシは、幾つに見える?」 アサシンは肩をすくめると、 「そうだね。十代後半……少なくとも、成人はしていない。そういう風に、君は見える。見える範囲ではね」 「その口振りでは凡その事は分かっておるようじゃの。主従の契りを結んだからか、それがおぬしの能力なのか…… 何はともあれ、そこまで分かってくれているなら話は早い」 首藤涼の身体は、ハイランダー症候群という病に侵されている。 その症状は、不老と長命。年端もいかぬ少女に見える涼は、その実のところ、外見の幾倍もの年月を生きている。 永い年月は、涼に多くの別れをもたらした。誰も彼もが涼を置いて、先にいってしまった。 「もう、十分に生きた。嬉しきことはそうも増えず、悲しきことを忘れるのは難しい。 そろそろワシも、人並みの死というやつが恋しくなってきての」 ふうん……と、アサシンは納得したように頷く。 「しかし――聖杯というのは、思っていたよりも融通の効かんやつのようじゃの。 一見都合の良い組み合わせのようじゃが、決定的なところでズレておる。 のう……『人生で一番美しい瞬間に殺してくれる』という『死神』よ」 死を望む主と、死をもたらす従者。 だが――二者が噛み合うことは、ないのだ。 主が望むのは、自然の摂理のままに老い、朽ちていく死。 従者がもたらすのは、美しい瞬間を、美しいまま切り取る死。 「とはいえこの歪さも趣きというものか。こちらこそ、よろしく頼むアサシンよ」 いや――確か、このサーヴァントの名は。首藤涼に与えられていた仮初めの記憶の中で、隣席に座っていた少女の名は。 「宮下藤花、でよかったか?」 「いいや、それはぼくを指す名前としては相応しくない。ぼくは自動的に浮かび上がってきた存在であって、宮下藤花ではないからね。 ぼくのことは――」 ◇ その死神の名前はね―― ◇ 「ブギーポップ(不気味な泡)と呼んでくれ」 ◇ ――宮下藤花が意識を取り戻したとき、彼女は自分がどうしてこんなシチュエーションに陥っているのか全く理解が及ばなかった。 ここはどうやら屋上らしい。愛用しているスポルディングのバッグを何故か持って、屋上に立っている。 ここまではまだ理解の範疇だ。だが、目の前には―― 「首藤さん?」 つい先日やってきたばかりの、転校生がいた。 藤花が目をぱちくりさせて驚いているのがそんなに面白いのか、腹を抱えて笑っている。 「も、もう! そんなに笑わなくたって――」 (……あ、あれ。そういえば……首藤さんがこんなに笑ってるの……初めて見る気がする) 首藤涼には、どこか近寄りがたい雰囲気を感じていた。 だけど、こうやって笑っている彼女は、とても親しみやすい存在のように感じられる。 「あの……首藤さん、どうして私たち、こんなところにいるんですか?」 まだ笑い続ける涼は、目尻に浮かんできた涙を拭いながら藤花の質問に答える。 「ああ、ワシが呼んだからじゃの。ちょいと、頼みがあってな」 「えっ、私にですか?」 自慢ではないが、宮下藤花には自分はあまり出来のいい人間ではないという自負があった。 勉強も運動も人並み程度で、取り立てて特筆すべき特技や技能があるわけでもない。 そんな自分が、見るからに完全無欠の美少女然としている首藤涼に何かを頼まれるだなんてことが、あるのだろうか。 「うむ。用件の半分はもう終わったようなものだがのう」 「え……すいません。なんだか私、ぼーっとしてたみたいで頼みごとっていうのが何だったのか……」 「もう伝わるべきところに伝わったようだから気にせぬともよい。 だが、そうじゃのう。せっかくだから宮下にも一つ、頼みをしておこうか」 いつの間にこんな時間になっていたのだろうか。 太陽は随分と低い位置に動いてしまっていて、その光は茜色に変わっていた。 夕日に照らされながら学校の屋上に佇む首藤涼という絵面は、まるで一枚の絵画のように美しくて―― 「――ワシと、友達になってほしい」 差し出された右手を握り返す以外の選択肢は、そのときの宮下藤花には浮かんでこなかった。 【クラス】 アサシン 【真名】 ブギーポップ(宮下藤花)@ブギーポップシリーズ 【パラメーター】 筋力C 耐久D 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B 【属性】 混沌・善 【保有スキル】 気配遮断:A アサシンではなく宮下藤花として行動することで、サーヴァントとしての気配を完全に隠蔽することが出来る。 しかし宮下藤花はNPCと同等の能力しか持たないため、戦闘に有用なスキルとはならない。 対魔力:C 精神汚染系の魔術に対する強い耐性を持つ。反面、物理的耐性はダメージを僅かに軽減するに留まる。 世界の敵の敵:B 世界の持つ可能性を閉ざす危険を持つ存在、世界の敵であるかどうかを判別する。 能力の強大さと意志の方向性の二つが世界の敵であるかどうかの判定基準であり、後述する宝具の使用条件に関わってくる。 【宝具】 『自動的に浮かび上がる不気味な泡(ニュルンベルクのマイスタージンガー)』 ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0 最大補足:1 世界の危機に関わる異変を察知したとき、ニュルンベルクのマイスタージンガーを口笛で吹きながら不気味な泡は浮かび上がる。 前述のスキル判定によって世界の敵と見做された存在を相手にするとき、アサシンの全パラメーターは一段階上昇する。 世界の敵を葬ってきた死神としての伝承が宝具となったものである。 【weapon】 『鋼線』 鋼鉄製のワイヤーである。特別な謂れはないが、死神の振るう鎌のごとく多くの世界の敵を屠ってきた。 『スポルディングのバッグ』 スポルディング社製のスポーツバッグ。黒いマントや筒状の帽子といったブギーポップの衣装は、普段この中に入っている。 【人物背景】 宮下藤花はごくごく一般的な女子高生である。素直で明るく、友達にも恵まれ、上級生の彼氏もいる。 だが、世界の危機に関わる異変が起きたとき、宮下藤花の中からブギーポップ――つまり彼女の別人格が浮かび上がる。 ブギーポップとしての彼女は強力な戦闘能力を有し、人間の限界を大きく超えた身体能力を有する存在や戦闘用に改造された合成人間だったとしても圧倒することが可能。 また、女子高生の間でだけ噂されている都市伝説『その人が一番美しいときに、それ以上醜くなる前に殺す死神』の正体でもある。 宮下藤花は自分がブギーポップになっている間の記憶を持っておらず、欠落した部分の記憶は藤花の中では整合性の取れた記憶として改変されている。 そのため、藤花自身は自分がブギーポップであるということを知らない。 【サーヴァントとしての願い】 自動的な存在であるため聖杯に対して能動的な望みを持たない。 強いていえば聖杯という強大な力を得ることによって世界の敵となる可能性を持つ存在を抹消することが願いといえるだろう。 【基本戦術、方針、運用法】 戦闘においては正面からの武力行使よりも相手の心理の弱点をつくことが多い。 世界の敵に対して容赦はしないが、能力、あるいは意志の変化によって世界の敵足り得なくなった場合、命までは取らないこともある。 【マスター】 首藤涼@悪魔のリドル(アニメ) 【参加方法】 詳細は不明。強く願ったわけではなく、半ば巻き込まれる形での参加。 【マスターとしての願い】 普通に年を取って死ぬこと。 【weapon】 特になし。原作において爆弾付き首輪を武器として使ったことがあったが、涼自身に製作技術があるかは不明。 【能力・技能】 不老・長命(ハイランダー症候群に起因するもの) 暗殺者であるが、詳しい手口や能力は(少なくともアニメ放送では)不明。 【人物背景】 白髪が特徴的な少女。達観した性格や特徴的な口調(一人称がワシ、語尾にじゃをつけるなど)が目立ち、精神年齢は相当高い様子。 彼女はハイランダー症候群という不老・長命の病にかかっており、実際はかなりの高齢(少なくとも100歳以上)。 原作では暗殺の報酬として「普通に年を取って死ぬこと」を希望しており、自らの不老・長命を好ましく思っていないようだ。 しかし確実に暗殺を成功させることが出来る場面で敢えてゲームを仕掛けたりと、自らの願いに強い執着はないようである。 (希望を叶える方法が「全世界の高名な医師に研究を進めてもらい治療法を見つける」という不確実な方法だったために本気にならなかったという説もあるが、あくまで考察の一つ。) 過去に一つ年下の大切な男性がいたが、いつまでも年を取らない涼と段々と老いていく男性は最終的に離れてしまうことになる。 別れから数十年経った今でもその男性の誕生日を重要なパスワードとして設定したり、未練は完全に断ち切れていないようだ。 【方針】 強い願いではないため、積極的に優勝を狙うかは不明。